平和な日本で生きてきた中学生、戸倉海音。
きっかけは某国での紛争中に起きた出来事だった。死したはずの人々は起き上がり、皆一様に人間を食べていく。謎の感染症は瞬く間に日本に飛び火し、政府は一瞬で沈黙。
混乱の最中、どうにか平穏を保っていた避難所も”健康”な人間によって崩壊した。
なんとか生き残った海音は見知らぬ外国人自衛隊員ジェイドに助けられ、共に行動することとなる。
ジェイドは匿名で送られた情報により、この感染症と桜木研究所との関係を知り、研究所を調査する事を決心していた。
保護された海音や高校生の白樺もまた、それに同行し、彼らは桜木研究の露悪的な一面を見ることになる。
一方で海音の友人である真美は、避難所で息絶えていた__はずだった。死を前にして感染した彼女は感染者となり、息を吹き返していたのだった。海音に再会したいその一心で、彼女は立ち上がる。
これは海音が様々な人々と出会い、少しずつ謎の病の正体を探っていく物語。
初めての作品です。至らないところだらけだとは思いますが、よろしくお願いします。
女主人公 現代 天災 バイオハザード パンデミック ゾンビ ネトコン12感想
読了時間:約996分(497,576文字)