僕は最近頻繁に同じ夢を見る。それは青暗い暗闇のなかに続く階段を降りていく夢だった。階段をおりきると、そこには鉄製のドアがあり、ガキがかかっている。 パラレルワールド。暗闇の向こうに広がる世界。

水色の花の続きです。

東京で一人暮らしをしているあたしは母親に言われて仕方なく地元に帰って来ている。家に居場所のないあたしはなんとなくファミレスで食事をすることにした。そこで彼女が感じたこと、思い出したこと。

三十一歳の誕生日を迎えた僕。なんでもない日常。どこかへ行きたくて、でも、どこへもいけない僕。いつかの恋の思い出。

　これから寝ようとしたていいたところに友人から久しぶりの電話がかかってきて。 日常のなんでもない時間の断片を描いた小説です。

日々のなんでもないことを書いてみたいと想い書いてみました。すごくぼんやりとした内容の小説です。

仕事を辞めて実家に帰ってきたわたしは、その日、妹とドライブに出かける。そこで妹と話したこと。これからのこと。いつかの思い出。哀しく透き通った月の光。