作品一覧全4件
連載 1エピソード
大学生になり、社会という巨大な存在を知るにつれて、大人になることに嫌気が差していた和樹だったが、ある日目覚めるとそこは10年後の未来だった。大学2年の春から30歳になった今までの記憶がない。不安と焦燥感に駆られた和樹は自分の失われた10年を知るため奔走する。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2021年05月02日
悲恋 日常 青春 近未来 読了時間:約11分(5,475文字)
連載 2エピソード
大学4年生の夏休み、文学部の八千重知紗は何もない毎日を送っていた。内定をもらい、単位も足りている。だけど、何か足りない。 ある日、本屋に立ち寄るとひっそりと行われているサイン会を目にする。橘桂子との出会いは知紗を新たな世界へ連れ出すことになる。 「ねぇ、あなた小説を書いてみない。」 何かしなきゃいけない、何かしたい。燻った想いを爆発させて、本気で何かをやってみる。そう、これがわたしの青春最後のペンネームーー。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2019年02月22日
日常 青春 読了時間:約6分(2,867文字)
連載 2エピソード
この世界はつまらないと考える主人公、鎌田慎也は信州のゆったりとした風土で平凡な高校生活を送っていた。 これからもそのはずだった。 突然学校で起こり出す不可解な現象、次第に大きな事件へと発展する。 鎌田慎也は突然訪れた非日常のもとで事件の真相を探ろうとする。 人は皆、無意識に世界に影響を与えている。
作品情報
空想科学[SF]
最終更新日:2019年02月17日
日常 青春 ミステリー 近未来 人工知能 読了時間:約7分(3,125文字)
連載 2エピソード
14年前、 その年の日本における未成年自殺者のうち、9割がいじめによるものと発表された。 政府によって様々な対策案が思考され、最終的にこの日本という国がとった政策は、「いじめ防止対策推進法の改正」通称『腕輪改正』だった。 いじめが児童、生徒から告発された場合、第三者であるいじめ防止対策委員会から裁判長となる人間が派遣され、学級裁判が行われる。 そこで疑いがあると認められた場合、仮処分として被疑者に腕輪の着用が義務付けられる。 その腕輪にはGPS、マイクがついていて、学校生活の中での音声がすべて録音される。 仮処分中にその容疑が認められた場合、本処分となり、365日24時間の腕輪による監視が行われる。 その腕輪期間の終了条件は明かされておらず、卒業後も外れることはない。 14年後、腕輪改正により、いじめは格段に減っていたのだが――。
作品情報
空想科学[SF]
最終更新日:2017年02月08日
ミステリー 近未来 学級裁判 学校 読了時間:約13分(6,146文字)