自己紹介
 まだまだ書き始めたばかりの全自動駄作生産ラインという名の安土路井戸です。体長89km、体重1.7mgの首が発光する謎の機械生命体(生きてるとは言っていない)
 基本的に残機さん呼びが多いですね。なんでや。
 好きに呼び給え。但し『残基』って呼ばれるとちょっと凹むから……うん。

 現在は
『【連載版】誰か銭湯の男湯に美少女(ロボ)が居た時の正しい対処法を教えてくれ。』
 タイトルが長いので先輩流に略して『誰銭』を主に連載しております。世界中の全コメディ作品に喧嘩を売るようなテキトーさでシリアス(?)コミコミの駄文でございます。ごめんなさい。

 タイトルはあらすじの一部だと勘違いしております。後修正メッチャいれます。

 誤字脱字、意味の間違い、判りにくい表現等至らぬ点が多々あるとは思いますが、生温かい目線でビシバシ指摘して頂ければと思います。因みに『」』の前に句点入れてるのは仕様です。ご理解下さい。


 ところでこのユーザー自己紹介、二万文字も書けるんですって。二万文字っていったら原稿用紙五〇枚ですよ。ええ、此処だけで軽く小説が書けちゃいますねぇ。書きませんけど。……書いちゃいます? ……書きましたよ書いちゃいました。





 それではどうぞ。「田中 太郎の憂鬱」

 *

 俺、田中 太郎はごく普通の学生――ではない!

  いやね、何か成り行きで変身ヒーローやらせてもらってます。どう? 凄えとか思った?

 うん、でさぁ俺変身ヒーローなわけよ。何か突如として現れた怪人とかを倒す役目なんだけどさぁ……そんな俺にも悩みがあるわけ。

 まあよくある設定だよね。主人公に悩みがある。うん、テンプレートって感じだよね。戦いの中でヒロインや仲間と共にそれを乗り越えて行く的なね?

 うん、でね? その悩みってのがさ……俺、超能力者なんだ。

 いやーもう皆「は?」ってなったと思う。わかるよ!? 変身ヒーローで超能力者ってどんだけ〜みたいな……ね!? いやまあその前に「田中 太郎ってヒーローの名前としては地味すぎんだろw」って思った人もいるだろうけど、そこは先ず置いておこう! 触れないでおこう! いやまあ割りとコンプレックスだったりするから……うん、マジで。

 何が出来るかって言うと、まあ斉○ 楠雄みたいに何でも出来るわけじゃあない。

 ただ、念力で敵投げれるし、透視出来るし、空飛べるし、なんならテレポーテーション出来るし、何かビームみたいなので岩溶かせるしでまあ、大体人が望む事は出来るわけ! んでさあ、困った事にデメリットほぼゼロなのよこれが。

 そうなの! 変身全く持って必要ねぇの!! 何か超人的パワーを手に入れれるらしいけど要らない! 超いらない! そういう力持ってる! 今現状便利に不自由無く生活してる!

 でもね? 変身ヒーローにならねぇと怪人は倒しちゃあいけないんだとさ。政府のお偉いさんとか○○プロがそう言ってきたわ。

 うん……まあそれはいいんだよ。ほら、超能力あっても本体は人間だからさ、不意打ちとかされたら防げない――って思ってたんだよ?

 ――先月までの俺はね?

 うん、そう。俺超能力者なだけじゃなかったっぽい。

 クソジジ……祖父が神妙な面持ちで言ってきたんだけどね? なんかね、俺、鬼の血を引いてるらしい。

 うん、皆「はあ?????」ってなったと思う。ぶっちゃけ俺も「はあ?????」ってなった。つか言った。

 いや何かね? 修行すると鬼の力が上手く扱えるらしいんだよ。

 いや、確かにね? クラスではいつも体育トップだったよ? 「大した運動もしてなくて寧ろインドア派な俺がクラストップってのはおかしいんじゃね?」とは思ってた。でもさ? そこまで飛び抜けて優秀だったわけでもなかったんだよ? いや確かに昔骨折った時一日で治った事あったよ? でもまさかさ? 自分の家系に鬼あるとは思わねぇじゃん?

 ……いや、まあ行ってきたよ修行。超能力とヒーローの力フルに使ったら一日で終わったの。

 でね? どこまで俺が凄くなったかというとさ、まずどう見ても平坦な壁に掴まれんの。オイ、「スパイ○ーマンかよw」って言ったの誰だよ。次にさ、ジャンプしたら家の四階まで飛べた。うん、アホだな。小学生が考えた設定みてぇだ。走ったらソニックブームで街が大変な事になんの。んで、シャドーボクシングしただけで拳圧で壁が崩れ去るし、デスボイス出しただけでコンクリ破壊可能だし、思考加速して相手が止まった様に見えたり……あ、もういい?

 うん、そんなわけでさぁ…… 俺変身ヒーローの意味無いの。覆面被るだけでいいの。寧ろパワー増したら歩く殺人兵器と化すから俺。いやマジで。

 うん、そんな俺にも最近新しい悩みが出来てさぁ……俺、魔法少女の素質があるらしいんだけど、皆どう思う?

 *

 ところで皆さん、まだまだ文字数が余っている事にお気づきでしょうか? いやまあもう書きませんけどね?