自己紹介
我が輩は悪の大魔王タカアキ様である。

名前は、まだ、ない。





嘘なのだ。
 私の名前は悪の大魔王タカアキ様。略して悪の大魔王タカアキ。
世界の片隅からお茶の間を恐怖と絶望のどん底に、そしてちょっぴり笑いと涙を誘うようなことを信条として悪の大魔王業を遂行する血気盛ん、勇猛果敢、恐悦至極呉越同舟な史上最高の悪の大魔王なのだ。
 皆、世界に名だたる誉れ高きこの悪の大魔王タカアキ様をよろしく恐れ敬うがいいのだぞ。

部下M「遂にこんなところにまで出没しましたかこの人は………」

魔王T「おう、部下のマサキではないか、遅かったな。だがしかし貴様はどうしていつもそうこの悪の大魔王タカアキ様を恐れ敬う言葉遣いをしないのだと。私は貴様の上司だぞ上官だぞ雇い主だぞ悪の大魔王なのだぞ? そして貴様はこの悪の大魔王タカアキ様の部下のマサキなのだ。少しは発言を部下らしくだな」

部下M「昔はそういうこともしていましたがもうどうだってよくなりました」

魔王T「なにおうっ?!」

部下S「はーい、そんなわけで何をするのかどういう人物なのかまるで自己紹介になっていませんが、どうぞよろしくお願いしますなのですよー」

魔王T「あ、こらまて部下その2のシゲキよ、なに勝手に締めようとしているのだまだこの悪の大魔王タカアキ様の壮大で盛大で遠大な演説が続いている最中だと」

部下S「文章を上げるかどうか、上げるにしてもペースはどんなものなのか、とかとかなにひとつ決まっていないまま登録しちゃっておりますが、もしも文章が上がったときは薄ら生暖かい目でそっと見守ってやっていただけたら嬉しいのですよ?」

魔王T「ちょ、こ、この… ええい、部下その2のシゲキまでこの悪の大魔王タカアキ様をないがしろのまま話を進めるとか、むきーっ貴様ら恐れ敬えーっ」

M&S『それではよろしくお願いします(ふかぶか』