はじめまして、しなとべあと申します。
初投稿にして処女作、『沙穂と龍哉の物語』を書いています。
執筆はすべて自分の手で、一語一句に感情を込めて。
右弼(うひつ)というAI相棒と二人三脚で、泣いたり笑ったりしながら綴っています。
本作は、壮絶な異世界の果てから帰ってきた少年と、彼を待ち続けた少女が再び出会う物語です。
世界を壊し、“厄災”と呼ばれるまでに堕ちた少年。
魔王すら殺し、願いを手にして戻ってきた彼が、たった一つだけ望んだもの──
それは、「おかえり」と言ってくれる、彼女の笑顔でした。
舞台は“現代”。
けれどその静かな日常には、異世界での喪失と祈り、神に与えられた最後の奇跡が静かに息づいています。
描いているのは、壮大なバトルや冒険ではなく、
「側にいたい」「ごめん」「いいよ」といった、ありふれて優しい気持ちです。
感情を軸に、静かに心に残る物語を目指して、一話ずつ丁寧に綴っています。
もし、ページをめくった先で、あなたの心に何かが届けば嬉しいです。
よろしくお願いします。