自己紹介
目覚まし時計の音が聞こえる。
目の合わない天井と、文鳥の鳴き声。
外はまだ暗い、夜明けはまだ来ない。
夜に起きて、夜に生きる。
朝が一番苦手だから、そうしていたい。
そんなふうに思うのは、光からの逃避か、あるいは諦めか。

……いや、違うか。
そう気づいたのは、雨が止んで月がおぼろに見える秋の夜。

ツイッター:@RhythRain