自己紹介
 作者が二十歳前後の頃にワープロで書いた痛い小説の数々が記録されたフロッピーがタンスの奥から発掘された。よこたまは秋葉原に外付けフロッピーディスクドライブ「エクスターナル2倍速FDD」を買いに向かう。
 あえて自身の黒歴史を記憶の底無し沼からサルベージすることで、心のボトルネックに詰まった“何か”を取り除けるような気がした。
 PCに外付けFDDを接続し、フロッピーを挿入する。そこに映し出されたものは――