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アサギリウミト
朝霧海斗
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小説の形というものはすでに、変えようの無い不動のものだったりするわけだが、それでも新しい形式にチャレンジしようなどと思うわけも無く、既存の型を外れてしまえばそれはただの異端で、仲間はずれが嫌いな俺としては、やっぱり普通に書くのが一番なのだろうと思いつつも、ついつい型から外れたくなるような捻くれ者みたいな考えも持っていたりして。
つまりはそんな人間が書く小説は、結局そんな小説になってしまうのだというどうでも良い話。
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