乳がんという病気と闘うことが、これほど過酷なものだと知ったのは、この作品を読んだあとでした。
抗がん剤の副作用のすさまじさ、手術はもっとスムーズで、こんなつらいものであるとは思いもしなかったのです。
作者さんは五回の手術を乗り越え、抗がん剤を何度も投与し、その副作用に打ち勝ってきました。まさにサバイバー!!
女性の中には産婦人科や乳腺外来に行きたくないと思って、検査をされていない方もいると思います。けれど、ちょっとまって! そのたった一回が取り返しのつかない事態を生むかもしれない。
この作品を読み、病気と向き合う姿勢を学びながら、病気と闘うとはどれほどの苦難や苦痛、そして乗り越えたときの喜びがあるのかを知っていただきたい。
まずはこの作品を読んで、がん治療とはどういうものであるのか、知るという一歩を踏み出しませんか?