レビューした作品一覧全2件
ある迷宮を舞台とした悪魔ガチャとデスゲーム
投稿日:2023年4月24日 改稿日:2023年4月24日
一冊の本がある。魔導書(グリモワール)と呼称され、72柱の悪魔を使役する事が可能となる、そんな書物だ。 一人につき一柱の悪魔、ゲームの参加者に無作為に分け与えられた頁を集め、怪物の蠢く迷宮から脱出せよ。他者との協力、強奪、手段は問わない。集めれば集める程に有利となる。 炎や水を操る悪魔、精神に干渉する悪魔、未来を見通す悪魔、これらの力を手にしたゲームの参加者達は非日常の環境下において果たしてどのような選択をするのか。そして彼らに齎される結末は……? 「まぁ、ちょっとしたゲームに参加したと思ってくれればいい。 安心したまえ。 死ぬほど面白い」
レビュー作品 悪魔の頁
作品情報
作品のタイトルとこのコピーと本編の滑り出しの数行を見ると少しばかり複雑で壮大な物語と誤解するかもしれませんが、きっとすぐ「なんか思ったのと違う」とご理解いただける筈。 オムニバス形式で各エピソードが短編に近く、気軽に手を出せる読みやすい構成になっています。 以下は予告編風に…… 超絶美人(本人談)な女神ズヴィオーズとの邂逅、そして運命の車輪を回す時、登場人物たちに新たなる「可能性」が齎される! 愉快なズヴィオーズさんと、運命に翻弄される被害者たちの行く末や如何に!