誤字変換から異世界転生社とはどんな会社かと作者が妄想を膨らませたお話。会社内の一部署、課内単位ではなく少人数の班が話の軸で一癖も二癖もありそうな班員やドジッ子後輩に苦労させられる伊藤班長が良いですね。転生させる魂の取り扱いや転生のきっかけになる方法がテンプレ的トラック転生にこだわっていたり、他にもいろいろ業務内容や使用機器の説明があって良いものでした。続編ではないですが。伊藤班で扱った転生者のその後とかドジッ子後輩の失敗のその後の詳しい顛末なんか読んでみたいですね。伊藤班長と後輩の生前の話もありかなと思います。