レビューした作品一覧全8件
クリスマスの日、誰かに伝えたくなる作品です! クリスマスの花といえば、赤いポインセチア。 そのポインセチアがどうして、クリスマスの花になったのか? このお話は、その理由を語るお話です。 童話だから、お父さんやお母さんが子供に語るのにも最適ですが、静かな笑いが入っていて、恋人に聞かせたら良い雰囲気になりそう。 今では定番の名作「ルドルフ 赤鼻のトナカイ」に並ぶようなお話を、ぜひ、あなたのブックマークに並べてみませんか?
短編読みたいな〜って人にオススメしたい作品です。 異世界ものの魅力の一つと言えば、現代知識を使ってのアレやコレやですが、このお話で生かされるのは将棋の知識。 だから、将棋を知っている人が読むと楽しめると思います。 全5話の連載ですが、短編作品と言えるでしょう。 物語がしっかり練られていて、無駄な寄り道もなく最後までちゃんと書かれた作品です。 短編詐欺にフラストレーションが溜まっている方にも、ぜひオススメしたい作品ですね♪
この作品は短編ながら、その中に色々な要素を持つ作品です。 内容はレビュータイトル通りの恋の物語…… 最初は少し古い日本の家。そこに住む貧しくも温かな家庭を想像してから読み始めてください。 子供は元気に駆けまわり、優しい両親が見守る幸せな家庭。 それを、誰からも気づかれることの無い、小さな女の子がのぞいているんです。 この子が主人公の座敷童(ざしきわらし) あとはゆっくりとした時間の中で読み進めれば、お話の中にどんどんと惹きこまれてゆきます。 そして最後に、心の中に色々なものを残してくれる……そんな名作です。
1万文字も無い作品ながら、色々な要素を持った作品です。 物語としては馬の競走である競馬を題材にしていますが、競馬を知らなくても十分に楽しめます。 主人公はダメダメ競走馬。でも、大昔ならどうでしょう? 馬は時代ごとにドンドン速くなっていて、昔は2分11秒で走っていた距離を、今なら2分くらいで走っちゃいます。 10秒なら150m差が出ます。圧勝ですね! 短い中でその設定の爽快感、加えてライバルとなる伝説の名馬との熱いバトル、それをしっかりと見せてくれる作品です。 お馬さんが主人公のため、童話みたいな可愛いさもあるので、誰にでもオススメします!(o^^o)
君がフランス語を知らないなら、フランス語で何を伝えても、君にはわからないだろう? 同じように、例えば笑えるとか泣けるとか、例えばキャラとか設定とか、そういう言葉じゃ表せない、君が知らない面白さは、どんな言葉を使っても、君には伝えられないんだ。 君は面白い作品を探している。 だけど、すでに知っている面白さを探してないか? それなのに、これは飽きたと嘆いてないか? この作品は面白い作品を語る創作論でも、ランキングを批判するエッセイでも無い。作品を探す検索方法が書かれたものでもない。 だけど、面白い作品に出会うために大切なことが書かれている。 もっとわかるように伝えてくれ? 残念だけど、君の知らないことは私の言葉じゃ伝えられない――読んでみれば、きっとわかるさ。
この作品はWEB小説の流行とは何かを追い求める人にとっては刺激に満ちた傑作です。 軽く読み進めただけで十分に面白いし、最後までも面白いです。なろう考察エッセイとも現在文学史とも読み取れるような、深い教養に満ちた内容を展開してくれます。 オススメするのですが、ただ鵜呑みにする人、それは違うよ俺が正解って考えで止まる人には読んで欲しくはないです。もちろん、なろう系をバカにする人も…… そういう人じゃなくて、正解でも不正解でも、少しでも真理に近づくために有益な刺激を求めている上級者の皆さん。これは絶対読んだ方が良い一作ですよ!
情報には価値が、知ることには意味がある。 それを知っていて、数値を読み解くことができる方にはとてもオススメの分析です。 この分析はこのサイトで作家として活動するにあたり、重要な数値が書かれています。 感想がつかないな。 作品が面白く無いんだろうか? そんな風に悩んでいるなら必ず見ましょう。 その答えがわかるかもしれません。 ネット小説大賞の感想サービスに応募してみたいけど、どうせ当たらないし……と悩んでいるなら必ず見ましょう。 「ネット小説大賞八感想」の応募タグがついた作品の数と比較すれば、その悩みが吹き飛ぶかもしれません。 今は感想は少ないけれど完結まで頑張ったらたくさん感想貰えるよね、と考えているなら覚悟して見てください。 残酷な真実に気づいてしまうかもしれません。 そんな感想に悩んだときに確認したい分析書です。 ぜひブクマしておいて、悩んだら読み解いてみましょう。
3050文字の短編。 だけど心に残る、ぜひ読んで欲しい作品です。 この作品は一応SFですが、文字数も少ないですし、難しい専門用語の説明なんてのはありません。 「近い未来、AIが感情を持ったら?」  そんな、わかりやすいコンセプト。  読んだ後、私は「たった一つの冴えたやり方」って、傑作として知られているSF作品を思い出しました。  何が似ているかって言うと、SFらしい知的な面白さと、感動を呼ぶ、心に訴える面白さが、短い中に存分に含まれている所です。 「彼女」が「彼」のために取った行動とは? SF好きの知性豊かな人にもオススメ! でもそれより、SFを読んだことのない恋愛系なんかが好きな、感情豊かな人にオススメしたい好短編。 ぜひ、お楽しみください!