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映画のワンシーンのような物語
投稿日:2018年11月18日
後悔を主題としているので、一見重い物語のようにみえつつも、ネガティブの中に優しさを感じとても面白いです。 人間の感情の表現が散りばめられ、それが決して文章全体を邪魔しておらず、自然とそこに”在る”感覚。 また、登場人物のセリフ部分などでは、句読点によるテンポコントロールがまるで役者の呼吸での演技のようで映画を見せられているかのような気分になりました。 いえ、魅せられた。のほうがあるいは正しいのやも。 秋の夜長にしっとりと読むのがよろしいかとおもいます。
レビュー作品 後悔
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