本作は一話の文字数が少なめに調整されていて、文章も読みやすいのでサクサク読む事ができます。
エッチなハプニングや作為的な出来事がメインの内容になります。
主に姉の弟への愛情に起因しています。
ですが、読み進めて行くと、姉の弟への執着は過去のトラウマに起因している事が分かります。
そして、独立しようとしている落ちこぼれという事になっている弟も、実は切れ者の片鱗が見え隠れします。
個人的なイチオシは家政婦忍者、喜多さんです。
登場人物には過去の最悪感や後悔を抱えている事が多く、読み進めるに従って理解が深まっていくと、感情移入できる構造になっています。
これは愛と絆の物語であると同時に、心に傷を負った彼らの再生の物語なんです。
是非みなさんも姉ショタワールドを堪能してみてはいかがでしょうか?