たつべえ様の『木星の陰陽師』は、まさに“陰陽ファンタジー”の醍醐味を詰め込んだ熱量の高い作品です!
一話から飛び込んでくる「お前は俺の子じゃない」から始まる衝撃の展開。そこから明かされる出生の秘密、神道・魔道・武道という三道の設定、そして龍を使役する主人公・龍穂の覚醒と、怒涛のテンポで物語に引き込まれます。
特筆すべきは、バトルシーンの臨場感と、神通術や式神による術式の“神秘感”。そして“木霊”が覚醒して鬼を倒すという意外性も胸を打ちます。
また、「賀茂忠行に命を狙われている」というサスペンス要素も絶妙で、陰陽師×バトル×陰謀という三重構造がクセになる面白さ。
現代異能モノがお好きな方、少年漫画的王道が好きな方には自信を持っておすすめできます!