主人公のリリアーナは悪魔と呼ばれている種族。そんな彼女のところに自分を親の仇だと言う少年、セルヴィスが転がり込んでくるところからお話は始まります。
最初は敵視一辺倒なセルヴィスだけれどツンデレ加減が徐々に垣間見え(しかしリリアーナは気づいていない)このまま二人の心の距離が近づくのかな…と思いきや、タイトル通りの急転直下の事態に……。
スライムになる前も、なってからも二人のやり取りがとても可愛らしく、ツンデレ少年(現在青年)がほだされているなぁというのが文章の端々から伝わってきて、読んでいて幸せな気持ちになります。
これからの二人の関係性がどうなるのか(リリアーナの体がスライムのままなのかも含めて)がとても楽しみな作品です。