前作の冬嵐記から読んでいます。 よくある現代知識を使ってチートやハーレムはありません。 主人公が持っているのは自分の頭で考えに考えることのみです。ですがそれがこの小説の面白さを引き出しています。他の大人と主人公との会話にニヤリとしてしまうこともあります。また話のテンポが非常に良く途中で飽きがくることもありません。 他の方も書いていますがこの作者様の他の作品はどのようなものになるのだろうかと気になります。

この先２人＆その子孫が国に末永くこき使われる未来が見える…。王様も娘を守るために雑用係にしたのかもだけど襲われる危険があることくらいわかるだろ！と怒りか湧いてしまう。周りの手のひら返しにも笑った。でもその境遇にも負けずに頑張ろうとする王女の姿は好きです。強い女性だなと思います。王女を蔑ろにしていた人達に何かしらの不利益が被ると嬉しいです。 このふたりが幸せになることを祈っています。

めっちゃ面白かったです。ハーレムとかSF系は正直今まで好きではありませんでした。ただこの作品を見たおかけでその系統の作品も見たくなりました！主人公はゲスに見せかけてめっちゃ面倒見の良いお兄ちゃんでした。そのほかのキャラクターの性格も良くて感動しました。特にイチオシなのは主人公が居る国の王様ですね。もういっそ清々しいほどの屑っぷりでした。これから頑張ってください！！