この作品は、なろうで出会った最高傑作だと思ってます。私自身小説を描き始めたきっかけと言ってもいい名作。人の内面描写が素晴らしく、設定も飽きさせない最高の出来。四回読み直して、また多分忘れた頃に読み直すでしょう。
主人公網綱の成長、人を信じる難しさ。人を信じたいけど信じられないと思う自分との葛藤。そして裏切る側の繊細な心理描写。人の内面の葛藤がよく伝わります。敵となった相手も絶対悪とは言えない。それを理解して受け入れて尚裏切られ続ける。そして唯一裏切らない存在すら自らの手で殺さなければいけない現実。あまりに残酷であり、そして美しい。当然続編に期待しており、一度更新が止まったベルセルクが再開した時は震えました。……なのにまた止まってしまったぁぁぁ。自販機や村造りも全部読みました。だからベルセルク更新再開マジでお願いします!俺の熱い想いよ、届いてくれ!