鑑定士の方と違って、やたらめったら♡マークが出てこないから
まだ読める内容だと思われる。
鑑定士は本当に酷い内容だったが、こんなのも書けるんだなと
作者に対する認識を、ほんのミリ程度改められる作品であると言えるだろう。
主人公は、なろう転生テンプレ無自覚やっちゃいました勝手にハーレム系であるが
真の主人公は、主人公の転生先の弟である。
冒頭は、魔力なし判定の主人公へ兎に角ザマァを見せつける性格ではあるが、とある切っ掛けを元に
力の次元の違う兄へ劣等感を覚えつつも、少しずつ人外へ成長していき
世界の常識を知らない主人公へ、常識を叩き込みつつ
ブラコンロードまっしぐらにツンデレしていく。
後半はイライラせずに読めるのではなかろうか。
主人公の無自覚行動を空気と捉え、真のヒロインは弟
これを忘れること無く読めば問題は無い作品だ。
鑑定士なんて作品は無かった。いいね?
そんな作者の作品だ。