レビューした作品一覧全1件
「守られるべき少女が前線で戦わねばならない」 魔法少女というジャンルの宿業ともいうべきこの違和感に、本作の主人公は真っ向からノーを突きつける。 守るための力がどんな形であれ、ヒーローとはその行動に依るものであると感じさせられる快作です。 以下は文体に関して。 とても追いかけやすい描写。戦闘シーンの読み応えも十分。 気になったのは傍点のずれや誤字くらい(故意のものは除く)。 非常に完成度も高く仕上がっていると思います。