レビューした作品一覧全5件
心を突き刺す衝撃を、ぜひ体感していただきたいです!
投稿日:2022年3月28日 改稿日:2022年3月28日
ハラハラドキドキ!猛スピードで、一気に読み進めてしまいました。 『法』や『社会』は誰を守る? この行動を取るのは正解? この考えのまま進むのは危険? 主人公の境遇になれば、自分も同じような行動を取る可能性があるかも知れません。 最初から最後まで、色々な事を考えさせられました。 リアルに裏付けされた事実を織り交ぜ、簡潔な文体で丁寧に表現されており、作者様の技巧の素晴らしさに感動致しました。 年代や生き方によって自己客観視能力や【社会】と【自分】の認識能力が違うので、この作品に対する感じ方が大きく変わるかも知れません。 無料で読ませていただくのは大変もったいない、素晴らしい作品だと感じました。 十年後にもう一度読んだら、新しい発見が出来そうな気がします。 作者様が書かれる別作品も、拝読したくなりました! どんな結末を迎えるのかを、ぜひお楽しみいただきたいと思います。
ただの童話とも違う、ただの小説とも違う。 読者みんなに向けて贈られた、 作者様からの、素敵なギフト。 ゆきちゃん、先輩、16本の色鉛筆たち。 みんなが教えてくれるんです。 そのままの輝きで、鮮やかに活躍してねって。 あなたのいい所は、 ちゃんと知っているんだからね。 いつでも、見てるから。 信じてるから。 そう言ってくれています。 自分の輝きは、誰もが持っている。 それを気づかせてくれます。 どうかこの物語を読んで下さい。 何かが絶対に変わります。
心に、届きました…。
投稿日:2020年5月8日 改稿日:2020年5月9日
ドキドキする空間に、いきなり飛び込みました。 男女の駆け引きが展開される中での緊張感ある雰囲気や、その場所の空気や、香りや、研ぎ澄まされた様々な感覚などが、丁寧に描かれていると感じました。 受け取り手によって、その人の読む時間によって、その人の体調などちょっとした感覚の違いによっても、大きくこの作品に対する印象が異なるのでは無いかと、思います。 私はちょうどクラシックギター音楽『ラストエンペラー』やら『ベネズエラ風ワルツ』を聴きながらこちらを読ませていただいたのですが、偶然とはいえ、なんてこの素敵な詩と曲がマッチしたことか…。 美しい表現にため息が漏れ、感動致しました。 何度も何度も読み返しては、色んなメッセージを受け取れます。映画のワンシーンを切り取った様な不思議な詩の世界に、思わず入り込んでしまいます! この嬉しい出会いを、本当にありがとうございました!
レビュー作品 subtle
作品情報
じっくりと、時間をかけて味わおうとしてたはずが…!
投稿日:2020年5月3日 改稿日:2020年5月6日
あれ? 確か、『ガラスの植物園』を46話まで読み終えたのは、昨日のお昼だったはず。 とびきり栄養価の高いスープの様なこの小説を、…面白過ぎるあまり、あっという間に27話まで平らげてしまった…。 そんな気分です。 何度も読み返します。 ルガリアードとリングレントの世界は壮大なスケールで確かに存在し、高潔で読書家の主人公ブルーナ、彼女の生涯の友となるアリシア、後にブルーナの夫となるはずの王太子ラディウスや、『ガラスの植物園』ではタイムリープしてクリスの時代にいたはずのグラセルさんなど数々の素敵な人々も、息遣いすら聞こえる様に、そこに存在していました。会えて嬉しいです! …私も体が弱いけれど、コロナに負けて死ぬわけにはいかないです。この物語を無事に最後まで、読み終わるまでは!! 作者様、この物語に出会わせて下さって、本当にありがとうございます! 続きを楽しみにしております!!
僭越ながら、感想を書かせていただきます。 奥行きのある美しい世界観に冒頭からグングン引き込まれ、優しさと思い遣りに溢れた空気にずっと浸っていたくなりました。 この小説がもし書籍化されていたとしたら、自分だけの宝物を見つけた!と、私はお金を出して買うと思います。 竜が住む世界での、タイムリープの謎解きファンタジーをメインにしているのでは無く、主人公の少女達の成長を、丁寧に描いていらっしゃるのかな?とも想像したり。 どうしてこれがR15?これからお楽しみシーン(?)が登場するのでしょうか…? 大河ドラマにも精通していらっしゃる作者様はきっと、色んな人の視点(カメラワーク)からこのリンデルツの世界の人々を、じっくりと楽しんで描いていらっしゃるんでしょうね。 どうか、ラストまで読ませて下さい。続きがすごく気になります! 本当に、この嬉しい出会いをありがとうございました。