高校生が突然現れたゾンビと戦い、仲間を増やしながら事件の真実に迫っていく物語です。このようにあらすじを書くと同じような小説は他にもありますが、この作品は読みやすさが違います！ 　登場人物は割と少なめで、舞台もそれほど広くなく読み手が把握しやすい範囲で設定されており、主人公たちの状況をすんなりと読み込んでいけます。それでいてバトルシーンは全く退屈せず、手に汗握る展開で一気に読み進められること間違いなしです。 　完結していないのが惜しいところではありますが、それなりに区切りのいいところで切れているので意外に不完全燃焼な感じはありませんでした。 　続きを書いていただけることを心より希望する次第であります。