独特のイントネーションで綴る悪ガキムーブと世直しと、ほんのチョットホロリとする物語。
転生したら木にぶら下げられていた主人公(TSようじょ)は優しくたくましいママンと少し大人気ないけど頼れるパパンに育てられ、悪ガキーズと共に成長しながらついでに世界の悪を倒したり(えげつないやり方で)、弱きを救ったり。
そう、敵にかける慈悲はない。ノーマァシィ。
ねじ曲がった世界のシステムを正すため、救った妖精たちと殺意の高い軍隊を結成したり、世界樹を増やしたり。
でも、気になる女の子の事はもっと大事だし(TSなので)、オイシイご飯を作って皆を笑顔にするのも大切なこと。
わがままにあるがままに。
軽妙な会話と読みやすい文章で、紛らわしい表現もなく(ここ結構大事)すらすらと気持ちよく読めます。
書籍化おめでとうございます!!