レビューした作品一覧全2件
話題作なので今更ですが読んでみましたが・・・
投稿日:2021年2月28日 改稿日:2021年2月28日
他の方のレビューに何件かあるように、前半は面白いです。 格上の相手に、瀕死になりながらも蜘蛛だからこその奇策でギリギリ勝利をし、成長していく様に惹き込まれます。 前半が面白かっただけに後半の展開は残念です。 管理者になったミッドポイントから意図して展開を変えているのでしょうが、パワーインフレしすぎで一人で世界を滅ぼせるくらいの力を持つ者が何人も出てくるので、戦争とか軍とかの意味がない。「システム」やら「MAエネルギー」やら「D」やら「女神」やら、意味不明の伏線が、ご都合主義でうやむやになってる。作者はもちろん理解しているんだろうけど、読者には理解できない。 読み進めれば回収できるのかと思っていましたが、274話でこれまた主人公のご都合主義で大量虐殺したところで一気に萎えました。 話を伸ばしすぎず、ある程度のところで完結させていれば良作だったのにと感じます。
ストーリーはベタですが引き込まれます。 序盤から強力な力を手に入れ 強敵を倒し、最高の装備も手に入れ、 有り余る魔力で突き進む様子は爽快です。 また、これも序盤から気になる謎も多く、 伏線がどう回収されていくのか今後の展開も楽しみです。 ただ、残念なのはいろいろとワンパターンな感じが拭えないです。 戦闘は防御魔法を張ってあとは遠距離攻撃魔法を打つだけ。 モンスターも色が変わって強くなるだけ。 ダメージ受けたら小さな傷でもすぐエクストラヒール。 魔力が膨大という設定がゆえに、 最高火力の魔法を打ち続けるだけで敵を殲滅できてしまうため 単調になってしまうのは仕方ないのかもしれませんが、 もう少しいろいろな魔法を敵や状況によって使い分けたり、 パーティーの息の合ったコンビネーションなど、 戦術にもっと多様性があると躍動感も生まれもっとステキな作品になるのかなと思います。