レビューした作品一覧全3件
あの言葉も、この言葉も、実は……日本生まれではないかもしれない!? 我々日本人はひらがな、カタカナ、漢字と多くの文字を使う生活を送っている。 そして何となく、外国の言葉を日本語として書き表すのに、カタカナを使ったり、ひらがなを使って片言な発言を表現してみたりする。 だが! 漢字を使う言葉にも外来語があることを! 皆さんお忘れではないか~!? あまりにも自然と使ってしまう言葉、そのルーツについてちょっと……いやものすごく、真剣に考えざるを得なくなった彼ら。 気を付けても気を付けても口が滑ってしまうその姿、面白くて笑うと同時に同情することは間違いない! あなたならどうだろう。 果たしてこの「世界」で、仏教由来の言葉を使わずにいられるのか!?
この現代でも、メロスは走る。 友を助けるために走るのだ。 が、このメロスが友を置き去りに妹の元へ向かった原因はリボ払いである。 王様が悪い政治を行ったというわけではない。 いやリボ払いというシステムは、単純な正直者にとって悪どいものに見えてしまうのかもしれないが。 でも大事なのは、このメロスも帰りを待ってくれる友のために全力なのは変わらないということだろう。 なお彼のフルネームは富田林☆メロス(とんだばやし☆めろす)という。 なぜ日本人なのにメロスなのか? 富田林☆メロスはなぜ現代日本なのに自らの足で走るはめになるのか? 約束の時までに友の元にたどり着けるのか? その全てを見届けてもらいたい。
 日本で暴れるコロナは体を蝕むけど、この世界では心を蝕む病が流行っているらしい。  その名も悪役病!  アルコール除菌、一人一つまでのバター、外出の規制。  人が変わったように悪いことばかりする感染者を増やさないための対策がとられるも、混乱は止まらない。こんな光景、見覚えありませんか?  主人公は素直に身を守ろうとするも、悪役病はすぐそばに迫っていた。そして恐れるものは悪役病だけではないのも、違う病の流行っている日本とよく似ている。  あなたならどう行動しますか?  どう行動してきましたか?  そう考えながら読んでみたら面白いかもしれません。