レビューした作品一覧全2件
…だと思っていました。最初のうちは。 定住先となる村での事件も、だめんずな日常だけで飽きないためのちょっとしたアクセントくらいに思っていました。 一章、二章と読み進めてもアクセントも含めて大きくパターンは変わらず。でも、「ん?」が段々大きくなっていくんですよね。「羊の革を変わった狼」は言い得て妙だと思いました。抉られます。 「アナザー」が面白くて、同じ作者の作品として手を付けましたが、逆にあっちが色褪せました(※読んでいます)。
文字通りの転生から始まる索引。取説も何もなく、召喚士の仕様について手探りで進んでいく様は読んでいて飽きません。 また「召喚士としての成長」に留まらず、胸が熱くなる話、心が暖かくなる話など。アレンのブレない廃人ゲーマー振りも良く、それ故に時折熱くなる展開も味わえます。 まとめれば「物語を楽しむ要素がバランス良く揃っている」なんですが、この言い方だとこの作品の良さが伝わりません。 ※召喚士の成長システムを取り入れたローグライクなゲームが登場して欲しいですね。個人的はJNetHackに召喚士を追加。