世界観としては中世にファンタジー要素を落とし込んだ感じです。
この世界には魔力や魔術と言ったものは存在しますがRPG的な例えばスキル的な要素はあまりありません強いて言うなら精霊を含めた加護的な存在ぐらいです。
基本的な物語の流れとしては他国の破壊工作や陰謀それに協力する自国の裏切者の魔の手から跳ね除けるのが主軸ですが、事件の影響もあるけど国のために孤児から魔術師や薬師、使用人を育成したり魔物の討伐をしたり、彼女が様々な物事を積み重ねて妖精騎士・英雄・聖女と呼ばれる存在になっていきます。
そんな彼女は子爵家の次女で姉と比べられたせいか自己肯定が低かったせいか特に最初有名な存在になっても素直に喜べ無い状態でしたが色んな人に触れある程度他者の誉め言葉を受け入れられる心の成長も面白い部分だと思います。
番外編もあり設定も作りこまれているのでその手の作品が好きな人はお勧めできると思います。