レビューした作品一覧全37件
今時の学生は画面越しで話す?
投稿日:2021年9月1日
今はコロナ禍で学生生活を満喫出来ていない方が多いと思います。そんな中これは面白い!zoomでのやり取りが何とも微笑ましい。主人公は生徒会に入ったが学業の成績が振るわず生徒会長にお叱りを受けます。 「生徒会のメンバーたるもの、全校生徒の見本とならなければならない。なのになに!? 赤点だなんて! 信じられない! こんなことでは、学校の風紀が乱れるわ!」 という事で勉強を教えて貰う事になる。 と、そこで母親に呼ばれる生徒会長。席を立って離れる。すると!!ここからはどうぞ本編を読んでほっこりして下さい。タイトルから想像をして下さい。その想像あってますよ。確認してみて下さい!では!お勧めの紹介でした。
愛の言葉をささやいて
投稿日:2021年7月25日
愛してるって言われていますか?そして言っていますか?どちらもないと言う方。これを読んで考えてみて下さい。 愛の言葉って照れくさいですよね。でも、その言葉って誰も欲しいって思っているのだと思うのですよ。だからかな? 彼の書く愛情たっぷりの詩に読んで恥ずかしくなってしまいます。だって「1番好きな君を愛している」とサラッと書いているのですよ。 もうー!ちゃんと言ってよ!ハッキリと!って女性は思っているのです。さあ。そこの男性諸君!この詩をお手本に言ってみよう!その時の彼女の反応をしっかりと観察して下さいな。奥様旦那様もたまには愛の言葉をパートナーにささやいてみて下さい。きっと今までと違った発見が見つかるかも。
なろうで作家活動している中で「読ませようとは思っていない」なんて本気で思っているのだろうか?自分を狭タゲ層文筆家と語る。そして読者ひとり釣れたら大勝利なのである。小躍りして喜ぶのである。だそうです。それに釣られた一人であるこの私。この方の書くニッチな作風が好物なのです。それは本人が語っている「広く万人に読ませようとは思っていない」とだから惹かれるのだろうか?何せ本文で彼はこう語る「自らの表現の未熟さにはしばしば打ちのめされる。だが、楽しいのだ」とそして「読ませようとは思っていないが、読んで欲しいとは思うのだ。そして、似たような思いの人が書いたものを、ついつい探してしまうのだ」と。釣られた私は見つけた!と思った。そして彼は釣れた!と喜ぶ。こんな変わった作家さんの書いたエッセイは作家活動に疲れた人にとってオアシスのような存在になるでしょう!
亡くなった母親の葬儀の後、机に1枚のメモ用紙が置かれているのを見つける「かくれんぼする人、この指とまれ」と書いてある。そして『もういいよ』と母の声が聞える。その後は、いないはずの母親と子供の頃よくやっていた『かくれんぼ』をするのです。その『かくれんぼ』は続いていきます。もういいかい。『もういいよ』そこで彼が見た物はタンスの一番上の引き出しの中。沢山のメッセージカードがあった。『みつかっちゃった、お母さんの宝物』振り返るとそこにはにこにこ笑う母がいた。これホラー作品ですよ。でも、そこにはホラーだという怖さは無く。心は自然と温かくなりました。そして最後の文章を読んでとても切なくなってしまった。誰も大切にしている物はあるだろう。この作品を通して思い出して欲しい。貴方の大切な人の事を。想い出を。そして後悔をしない様に今、その思いを伝えてみませんか?そう語りかけている様に思うのです。
レビュー作品 この指とまれ
作品情報
我ら○○○パーティとタイトルのその作品のキーワードには「日常 」「冒険」とあるのです。どんな冒険活劇かとワクワクして作品を読み進めていきます。そして作品の途中。叩き潰されたり罠に嵌まったりして、同士がたくさん死んだ。これは、どんなダンジョンなんだろう?でもこれはもしかしたら‥‥‥。その先を読み進める。この主人公の同士と呼ぶ仲間が「噂で聞いたんだが、どうやら、ちょっと危険だけど……上手くいけば適度に水や食料を確実に確保する事ができるルートがあるってよ」それを聞いて主人公は向かいます。道中仲間は水に押し流され、奈落の底に落ちて行ったりします。おお!頑張るじゃないですか!そして、「よぉし! 一気に行くぞ!」と向かった先に待ち受けていたのは!これから先は本篇をどうぞ!個人的にこの主人公に愛情は持てません!偏見じゃないですよ。だって苦手とする人の方がも多いかと…。でも、この作品は面白い!お勧めです!
高校生となれば思春期真っ只中、そんな貴方はやはり相手は外見で選んでしまいますよね。当然です。この主人公は外見のせいで虐めを受けます。でも、彼女の心は美しい、決して相手を恨んだり、憎んだりしない。当然自分の外見に嘆き悲しんだりしないのですよ。とても真っ直ぐで芯の通ったその行動は彼女の両親が立派なのです。だから、彼女は今日も胸を張って登校します。ある日、学校で有名なイケメンから告白されます。それもどうせ罰ゲームだろうと思っていてもそれを受けてしまう。でも彼はその美しい心に触れて、彼女の事を本当に思ってくれるのです。そして彼女を虐めていた彼女等にざまあが待っています。そんな主人公が白鳥へと変わる所を見たくないですか?さてどうやって彼女は白鳥になったのか作品を読んで確かめて下さい。それと、もうひとつ。彼女の両親の話も素敵なのですよ。そこにも注目して読んで下さいな。
色から想像される花の写真や毎日変わる色の種類にその意味。 色って不思議です。その時の気分で違ったものに見えてくる。その時の気分に合わせて読み返してみる。クリーム。そこには美味しそうな文字が並ぶ果物やお菓子など。その日の写真は生クリームが映っている。その沢山の文字に乗せてみる。きっと美味しいだろう。 そして6月13日は向日葵。ひらがなで書かれた文字が並ぶ、子供達の笑い声が聞えてくるようだ。そしてその日の写真は美しい向日葵畑の映像、なんてキレイなんだろう。この作者様は、なんて素敵な事を考えるのだろう!色。たったそれだけなのにこんなに今は癒されている。今日はどの色にしよう。明日はどんな色なのだろう…貴方も一緒に癒されてみませんか?
レビュー作品 366色の物語
作品情報
話の内容は面白い!これギャグですよね?初めて見ました!歌が書かれているお話!作詞作曲すべて作者。でも歌っているのは違うのですよ!気になったら作品を覗いて見てね。読んでいるとついその歌詞を目で追っている。そして、声に出して読んでいる自分がいる!何これ!広い宇宙にさあ!行こう! ページをめくるたび、もしかして・・・ああやっぱり。ここにもあるよ。また、ページをめくる。うーん。ここにもあったよ。そうくるかあ~なかなかやるなあ~。おお!今度はそうくるか!何と!いいのか?他の作家さんの名前が載っている!やだ!羨ましい!そんな自分に??? ハマる人にはたまらない!その魅力に貴方はどこまで着いて来れるかな?
他人事?自分とは関係ない?
投稿日:2021年5月27日 改稿日:2021年5月28日
交通事故、減らないですよね。テレビで流れるニュース過去に痛ましい事故があった。でも、それは当事者以外は傍観者で他人なのです。映画で自分の家族を殺され悲しみ殺人者に殺意を抱く。というものを見た事がありました。実際はその人が犯した罪を逆の立場になって体験する。という刑罰だったという話でした。そうです。当事者にならないと本当の心の痛みは解らないと言う事です。お酒少し呑んだだけだから大丈夫。アクセルを踏んだ時、貴方は理解しなくてはならないのです。事件の当事者となるかも知れないと。当然ひき逃げは絶対に見つかります。警察は優秀ですよ。もし、当事者となってしまっても絶対救護して下さい。逃げてはいけません。現実逃避は“なろう”の作品を読んで逃避して下さい。この作品を読みましょう。そして、飲酒運転について、もう一度考えてみましょう。「呑んだら乗るな」これから大人になる君。これを読んでしっかり心に刻もう!
今時こんな先生はいない?
投稿日:2021年5月23日
あなたが養護教諭として何が出来るかを、八百字以内で述べなさい と採用試験で書いた文章から始まります。読んで成る程と唸ってしまうが、試験でこれ書く?という内容もある、がこの話。そこは男子高が舞台。保健室担当の養護教諭となれば誰もが想像するグラマーな美人教諭を理想とするだろうが、この主人公の養護教諭は男性である。そうおっさんです。しかしこのおっさん教諭はなかなか生徒思いのいい先生なのだ。保健室担当にはもう一人いるのだが、その女性教諭をおっさん先生はこう表現する。無限に広がる横幅の体躯に、顎と首が一体化した、栗饅頭のような顔が乗っていた。と。この白根澤先生もいいキャラしてます。2人共いい先生ですよ。現在、自宅以外のベッドで横になると死んでしまう病気なので。と悩みを抱える生徒を救う為に動いています。なろうのテンプレから外れているかもしれない。けれど、この作品は超絶面白い!読んで後悔はさせません!
いつもの婚約破棄とは違います
投稿日:2021年5月20日
主人公のエレナは婚約相手だった第二王子ディンゼルから婚約破棄を言われます。ここまではよくあるなろうの作品。これは違うのですよ。短編で「ざまあ」までやってのける、その過程が気持ちいい!ハニトラにやられた王子に向かって反撃をするのです。それも、「うるせー!」と始まり、王子に思っていた不満をこれでもかと言う位にぶちまけ打ち負かします。それは、ハニトラを仕掛けた相手にもその罵声は緩めません。読んでいて何てすっきりする気持ちのいい罵声なんだと感心してしまう。途中で本人は乗ってきたぜ!と、まくし立て、さてトドメだなと「王都に引っ越してきたばかりのド田舎モンじゃねーかよこのいなかっぺ令嬢ッ!」と叫ぶのでした。その後はお決まりのざまあが待っています。どんな「ざまあ」かこの作品を読んで見て下さい。読み終わった後のスッキリ感を是非貴方にも味わって頂きたい。お勧めですよー!
本当の孤独を知っていますか?
投稿日:2021年5月14日
この作品はホラーです。読み手に恐怖を与える作品なのですよ。こういったお話は苦手なのですが、つい出来心で読んでしまいました。食わず嫌いは良くない。と、この作者様は人の心理を良く解っていらっしゃる。どんな事に対して人は恐怖を感じるのかを。この作品の主人公は普通のサラリーマンで普通の暮らしをしていたのですが、魔が差したと言うか何と言うか、そうです、あろう事か不倫というものに手を出してしまうのですよ。その報いなのか、彼は…この先は作品を読んで下さい。お気をつけて下さいな、この作品は読み終わった直後に恐怖を感じるというより、じわじわと後からくる恐ろしさが伝わってくる作品となっております。不倫相手と泥沼の戦いの方がよっぽどましかも知れません。
レビュー作品 東京駅にて
作品情報
皆さん『夕凪ナギ』という作者をご存じですか?凄い人なんですよ。連載は100話以上の話をいくつも書き上げ完結させている作品があるわ、短編だって童話も書く。勿論ファンタジーもどんと来い。エッセイのような話もある。今現在も連載中の作品もある。そこで、長編は苦手という方にもお勧め「眠れない夜に 〜 喜怒哀楽のうた」これは作者の日常に起こった何でもない出来事が詩の様に綴られています。読みながらそうそう!と頷いたり同意したり、とにかく楽しくさらっと読めてしまう。一話完結のストーリーです。素晴らしい才能だと思います。えっ?持ち上げ過ぎだろうって?まあ、そこの貴方これをちらっと覗いて読んで見て下さい。きっと最後まで引き付けられ読んだ後は爽やかな気分になりますよ。お勧めです!後悔はさせませんよ。
タイトル通りです
投稿日:2021年5月8日
最近特に、自ら命を絶っていく人が増えました。ここにいる貴方は今、自分は大丈夫だと言い切れますか?誰にでも、そういう気持ちはあるのです。この作者様は書かれています。その時の自分がどうであったかを、そして、それを支えただろう人の事も、たかが他人事ですよ。でも当事者にとってそれは言い難い苦痛なのです。そこで、思うのです。そう踏み出してしまわないように、ここに書かれている事を思い出して欲しいと、残される側の気持ちを思い出して欲しい。そして、貴方は決して一人ではないのだという事を知って欲しい。辛い時は見えないかも知れない、けれど、貴方には沢山の手が差し延ばされています。探して下さい。良く見て下さい。きっと見つけ出す事が出来ると信じて。貴方の身近でその手を待っている人はいませんか?言葉はいらないのです。その手を差し伸べてその手を取ってあげて下さい。
宿の仲居である一人の女性の悲しい片想いの話です。片想いの相手は湯治にやって来る作家さん。その作家さんへの淡い想いやその作家さんの話を読んでいるとこの人の過去に何があったのだろうかと気になってしまう。その若先生は病気体調がすぐれず、最後ではこの若先生がタクシーの乗って帰ってしまいます。その姿をその女性は見送るのです。が、いつものように下げた頭の顔はきっと涙で濡れていた事でしょう。そんな切ない話ですが、文面から湯治場の宿の情景が浮かんできます。美しい言葉が紡ぐその場の光景が脳裏に鮮やかに写し出されるのです。紫陽花、椿、蛍、そして夜の闇でさえ美しい。何気ない日常での淡い恋の想い出。読んだ後に大きな溜息が出る程どっぷり浸かってしまう。こんな美しい話を是非貴方にも呼んで欲しい。お勧めの作品です
転移、違う世界から送られる。この世界には転移者に特別な能力は与えない。その世界の前で少年は戦争をして相手の命を奪う側だった。その少年の前に同じように転移して来た少女、その少女が居ただろう世界を少年は知っていた。少女は戦火で逃げ惑う側にいた者だと。今いる世界は戦争もなく人々は優しいそれがその少年の心を苛む。この平和な世界に自分は居てはいけないと思ってしまう。でも、いずれその少年もその世界を受け入れていくのだろう。そうあって欲しいと願う。貴方はどう思いますか?少年に対してその世界にいる資格はないと攻めますか?その少年が行った事は許せないと。でも思うのです。世界はやっぱり平和がいい、人は優しくあって欲しいと、そう願うのです。貴方もそう思いませんか?
作品を書いて投稿する。それは、誰かに呼んで欲しいからなのです。皆さんはその作品を読んでその後はどうしていますか?感想を送るという事は個人の自由です。そういう私も読み専だった時は感想は送った事はありませんでした。自分が投稿する側になって思う事、感想を貰うってこんなに嬉しいものなんだと実感しました。読み専さん一言でいいのです。面白かったらそう伝えて下さい。気になる事があったら教えて下さい。それが作者のこれからの作品を書く力になるのです。そんな事で?と思われるかも知れませんが、そうなんです!感想を送る、初めは勇気がいります。それも分かります。でも感想を書いて送ってそこから作者の方からお返事を貰った時もとても嬉しいのですよ。その感動を味わってみませんか?さあ、勇気をもって送ってみて下さい。何かが変わるかも知れません。
不思議な体験からのリンゴ愛?
投稿日:2021年4月10日
りんごの絵が飾られていた。地元小学生の作品を見て主人公は不思議な体験をします。突然雪国のリンゴ園にいるのです。そして友人からリンゴの話を思い出す。そのうち太陽が出て温かくなる。リンゴが人の手で収穫されている場面へと足を運び収穫されたリンゴの列になぜか一緒に並んでいる。これは夢落ちと言うものなのかと思ったら違っていた。その不思議体験はどうなったのか?でもリンゴへの愛情が深まった事には違いないのだろう。いつもの帰り道でリンゴの事を考える。焼きリンゴ、ポテトサラダ、貴方はポテトサラダにリンゴは入れる派ですか?やっぱり丸かじりですか?其々あると思います。農園の方に感謝ですよね。日本のリンゴは美味しいんです!作者様の優しい気持ちに、呼んでいてこちらまで心が温かくなります。リンゴ食べたくなってきませんか?私はリンゴ食べたくなりましたよ!
レビュー作品 りんご
作品情報
春の夜。桜も満開だったその姿はみずみずしくやわらかい、あざやかなみどり。に変わっていくのです。この詩の中にはその変わり行く四季の美しさがそっと静かに描かれています。一雨ごと外は温かくなって行きます。その風景がこの詩の中でリズミカルに歌となって聞こえてきます。春の夜、それだけで人々は心を踊るように移り行く景色を見つめているのです。作品に小人が踊ると書かれていますが、私達も同じように心を踊らせて待ちわびているのです。美しい自然を短い詩というものに描く事は簡単なようで実は難しいのです。読み手の読者の方にどうやったら伝わるのかと作者さまは考えるのです。そして素敵な詩が出来上がる。それを目にして新たに考えさせられ思うのです。自然はやっぱり美しいと。それは誰もが一度は思った事がるでしょう。忘れていませんか?この世は美しいのですよ。
レビュー作品 春の夜
作品情報
おキツネ神様はこの主人公宗十郎の事が気に入っている所が何とも微笑ましい。お互いの好感度をポイントで言い合う所など面白い!この主人公がこれまた将棋が強い。ケモ耳のおキツネ神様は負けず嫌いで何度も勝負を挑んでくる、そのお願いの仕方が可愛い絶対この主人公面白がっているって分かる。そこがいい。決して見下したりはしない、神様なのだがら。この二人の会話は読んでいて嫌な気持ちにならないどころか好感度上がりまくりですよ。主人公の人並外れている強さは何処から来るのか。本人は「凪」と表現するが、一般人には無理だろうと突っ込みたくなる。友人から『ツンデレって屈服させるとメッチャ楽しいよ』でそれを実行出来るって凄いし、この神様が兎に角可愛い!もふもふが好きな貴方にはきっとこのお話の虜になってしまうかも知れせん。要注意!でも決してその期待を裏切らない作品です。お勧めですよ!
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