難しい和歌。
それまで和歌に全く興味のなかった私がちょっとだけ興味を持ったきっかけの小説。
全部は読んでいないですが、優しい解説付きです。
もっともホラー、ゴシップ好きの私はその解説を元に作者様の意図とは180度違った読み方をしていますが。
15首 冷めた恋心は「橋姫さんきたー」と喜んだり(当時の橋姫さんは怖いイメージでは無かったようですが)
29首 もれた秘密は「おー、千年くらい前の文○砲」
61首 命絶えてもは「いや、歌に残しちゃダメでしょ」と突っ込んだり
62首 血染めの袖は「おー、こわ」
歌人さん達は数百年後まで自分の歌が残っていることを知ったらどう思うのでしょう。
...おしゃれな和歌を残念な楽しみ方して申し訳ございません。
興味がある歌は歌の作者様をチェックしたりすると面白いです。
私が変な解釈しているだけで、この小説は真面目に和歌の魅力を伝えて下さっています。