レビューした作品一覧全32件
死霊術を忌避する乙女ゲーム世界に転生した主人公、真夜。 しかし彼女は、死霊術師であるという理由で処刑されてしまう悪役令嬢、マヤに転生してしまったのです。 はてさて、彼女はこの未来をどう回避しようとするのでしょうか? フラグを片っ端からへし折る?婚約者との交流を深める?それとも早期の婚約解消を求めて辺境でのスローライフを目指す? 正解は──鬼修行を行い、魔力を伸ばす! そうしてとんでもない量の魔力を手に入れた彼女は、続々と配下を増やしたマヤは、ただ一つの目的のためだけに、日々とある死霊術の研究を進めていました。 そんなある日、彼女のもとに一つの縁談が届きます。 相手は、『化け物辺境伯』と噂のカイン・ザネシアン。 彼を実験台にする気満々で辺境伯領へ向かったマヤですが、そこにいた辺境伯は、それはそれは可愛らしいショタで──!? 完結済みなので、安心して読めますよー!
ヒロイン、オリビアは第一王女ですが、とある特徴を持って生まれます。 それは、彼女の国では厄災をもたらすとされている、緑髪緑眼という色彩です。 そのせいで離宮に幽閉されたものの、それはそれはたくましく生きていたオリビアには、とある日を境にひとりの護衛が付くことに。 ……もうお分かりですね? その護衛こそ、この作品のヒーローであり美貌の女装騎士、フェンだったのです! そんなふたりのモフモフ(聖獣)あり、誘拐(ヒロイン)あり、筋肉(ヒーローの父)あり、緊縛(ヒロイン)ありな物語! 細部まで丁寧に書かれた文章でありながら、とてもテンポとノリのいい文体で、一度読み始めたらやめられな〜い止まらない♪ 昨日めでたく完結したばかりですので、一気読みに最適ですよー!
恋したひとと結ばれたにもかかわらず、初夜で「愛することはない」と言われてしまったヒロイン、アリス。 夫、アルフレッドは、そんなアリスを毛布でぐるぐる巻きにして部屋を去りました。 ──この時点で何か察せられるものがありますよね。 初夜以降もアルフレッドに避けられ続け、落ち込んでいたアリスはある日、街で魔女に出会い、惚れ薬が入っているというクッキーをもらいました。 そしてそのクッキーをアルフレッドに食べさせると、彼の態度は突然、糖度100%になって……!? 惚れ薬のとはいえ、幸せな日々を過ごしていたアリス(とアルフレッド)。 ですがアリスは、こんな話を聞いてしまうのです。 ──とある男爵令嬢が、クッキーを使って第二王子を籠絡させようとしている。 絶望した彼女は、アルフレッドに離縁するよう頼みます。 そして…… もちろんハッピーエンドですよ! めちゃめちゃ甘いので、ご注意を〜!
もうね、可愛いんです。 ただただ、主人公カップルが可愛いんです。 獣人の街で暮らすヒロイン、猫獣人のティナは、運命の番と出会うことを憂鬱に思っていました。 なぜなら、自分の想いびと、シリルへの恋心を忘れてしまいたくないからなんです! もう、可愛い! しかも、番に会いたくないがあまり、一人立ちという名の家出をしちゃうんです! そして、人間の暮らす街の食堂で働き始めるのです――白いフリルのエプロン姿で。 ……*・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・*ナニソレゼッタイカワイイ そんなティナの前に、突然番が現れて……!? 続きは本編で!さあ!さあ!
「戦う美少女」 このフレーズにときめかない人はいますか? ――いねえよなあ!!!!!(断言) しかもその娘たちが、自分の住む、又は地元の都道府県を背負って戦っているとすれば? ――推すしかねえよなあ!!!??? そんな娘たちの中でも注目を浴びる三人娘。 それは―― ・前人未到の10連覇という偉業を成し遂げている北海道娘 ・織田信長公の血を継いでると噂されており、睨みつけた相手の動きを止める信長眼というスキルをも持ち合わせる岐阜娘 ・キレイ・カワイイ・キマッテルの“3K”を持ち、47人の都道府県娘たちのセンターを張る東京娘 誰が勝つかなど、知らない。分からない。 ただ自身の推す娘の、ページの都合により割愛された戦いっぷりを脳内で妄想するだけだ。 勝利の女神に微笑まれた娘は、誰か。 是非、お確かめ下さい。 ――我が実家、京都府代表の京都娘は大阪娘相手に初戦敗退しました。
あるところに、政情不安な国がありました。 その国にはたくさんの聖女様が居て、人々の傷を癒しておりました。 その一人だったアーシャは、上司に迷惑客の対処を掛け合ったところ、金がないと逆ギレされ、解雇されてしまいました。 ヤケ酒を飲んだアーシャですが……気がついたときには、なんと牛になってしまっていたのです! なんということでしょう。 酔っぱらっていたアーシャは、 「うしうしうっしっし★ モーモー! イリュージョン!」 という呪文を唱えてしまったのです。 恥ずかしさに悶えながらも、彼女は牛生活を満喫しました。 そしてあるとき、眼鏡を掛けた美形騎士に捕まって……? 続きは本編で! リンゴーン♪ の鐘が鳴るたび、あなたは吹き出さずにはいられないはず!
婚約破棄×BL=最強!!!!!
投稿日:2022年5月7日
Q:お前らー!婚約破棄ものは好きかーっ!!!!! A:おーっ!!!!! Q:お前ら―!BLは好きかー!!!!! A:おーっ!!!!! さあさあ、ならばこの小説を読みなさい! 四の五の言わずに読め! これを読めば、婚約破棄に何故BLがなかったかを疑問に思うようになりますよ! この国の子孫の残し方はどうなっているかだなんて些細なこと! さあ、レビュー本文なんて読まないで、さっさとリンクからこの小説へ飛ぶのです! 読めばニヤニヤが止まらなくなることを請け合います! さあさあ、早く逝きましょう!!!!!
レビュー作品 婚約破棄(BL)
作品情報
そうだ、皮を食べよう。
投稿日:2022年4月21日
食べ物の皮。 それを聞くと、貴方はどんなものを思い浮かべますか? 1.鯛焼き、ワッフルの皮――カリッとサクッと食感がたまらない!餡子もトッピングもいりません。 2.餃子の皮――焼いても蒸しても茹でてもOK。皮界のオールマイティ。 3.魚の皮――皮をそのまま食べても、パリッと焼いたものをお茶漬けにしてもgood! 4.果物の皮――皮の王道!皮に栄養があるんですよー! 5.パン、中華まんの皮――パリッとしたクロワッサンやしっとりロールパン。ふわふわでほんのり甘い中華まんの「まん」もキュンときます。同じ理由で、大福のぎゅうひだけで売ってほしい。 また、美味しいだけでなく、食欲をそそる美しい焼き色を付けてくれるのも、繊細でおしゃれな模様が刻み込まれるのも、「皮」です。 一見地味ですが、視覚的にも食欲的にもなくてはならない存在なんですよー! 皆さまも是非、一緒に皮だけ食しましょう!さあ!さあ!
何気ない、当たり前の日常。 それは、何ものにも変え難い大切で、儚くて、脆いもの。 そのことに気付いたのは、全てを壊されて、何もかもなくなって、自分だけが残ったそのとき。 叶えたかった夢が、もう二度と手に入らないものだと、突き付けられたとき。 ──だから。 それを奪ったモノが許せない。 ──だから。 全てを奪った魔物に、復讐を。 そんな中で出逢ったのは、勇者と呼ばれた青年。 この勇者の登場で、魔物の討伐は一気に進むこととなる。 魔物が倒れ、平穏が訪れると同時に眠りについた聖女。 彼女が目覚めたときに、勇者は。 物語の最後に、彼女の瞳には金色の故郷が映っている。 戦火と共に枯れ果て、目覚めと共に創られた、彼女の故郷が。 これは──底抜けに明るくて素直な勇者と、飛び抜けた浄化の力を持つ聖女の織り成す、戦乱と平和。そして、彼らが故郷の創造の物語。
赤毛の姫には、婚約者がいた。 姫と同じ赤毛に、姫と違う褐色の肌を持った。 ――だが、彼と結ばれることは叶わなかった。 青の騎士に。彼らに味方した精霊の力に、敗れて。 そして、赤毛の姫は救い出され――もとい、攫われる。 姫が、婚約者――ライザードを慕っていなければ。 自身は被害者なのだと、考えていれば。 青の騎士は彼女を守るヒーローで。 赤毛の姫は儚く可憐なヒロインで。 そんな、ラブロマンスが展開されたのかもしれない。 でも、姫が婚約者を諦めなかったから。 青の騎士が、欲望に負けたから。 ライザードが、憎悪を募らせて、彼女を渇望したから。 歯車は狂い、動き出した。 そして、姫は白髪の魔女となる。 ともすれば、生々しくて、醜悪な。 儚く脆く。永遠に続き、錬成されて創り出される世界。 執着と狂気の根付く、永久の物語。 じっくりと味わってください。
奥さん、ゼブラ柄のトマト、又はナスがあるって知ってますか? ――あ、知らなかったんですね。 奥さん、ネギはヒガンバナ科になったって、知ってますか? ――知らないんですね。 奥さん、黒光りするアレ――って、殺虫スプレーをこっちに発射しようとしないで下さいっ――ナスのことですよナス。ナスは紫、緑、白、ゼブラ、赤紫というカラフルな野菜だって知ってますか? ――ハイハイ。知らないんですね。 って痛ッッ。…私が悪うございました。スプレー缶投げないで下さい。というかまだ持ってたんですね。 しかしどうして、こんなに野菜に関する雑学的知識を持っているのかって? もちろん、このエッセイを読んだからですよ! これは誰もが楽しく気軽に読めて、しかも(雑学的)知識までつくという素晴らしいエッセイです! 是非ご一読ください。 …ところでこれ、タグ付いてませんけど飯テロですよね。絶対。
人は皆、心の中で他者よりも優れた存在でありたいと願っています。 自慢できるような、自分の長所を探しています。 自分の功績を、自慢したいと思っています。 そういった思いを出すということこそ、マウントをとるという行為なのではないでしょうか。 でも、自分に自信がなくて。でも皆のように自慢できることがほしくて。少し悪いことをするのが格好いい気がして。 気が付けば、法律に反しかねないことでマウントをとろうとする人間になってしまっている。 ――そんなの、本意ではありませんよね? 貴方が気づいていないだけで、貴方には数えきれないほどの長所が眠っています。 それを否定するのは、美徳なんかじゃありません。 マウントをとったって、それで偉くなれるわけでも何でもないんです。 だから今のままで胸を張って下さい。 テンポが良いながらも、ある程度の質量をもって教えてくれる。 そんな、エッセイです。
アウトドアとネット社会
投稿日:2022年2月20日
アウトドアは好きですか? ――そう、好きですか。 では、どこへ出かけるかを決めるとき、何で情報を集めますか? ――そう、ネットですか。 では、出先で釣りをしたり、魚を釣ったり、昆虫や植物。カニを採ったりはしますか? ――そう。採るんですか。しかも、手当たり次第。自分の目の届く限り。 では、出かけた後に、出かけた場所の情報をネットに掲載したりはしますか? ――するのでしょうね。ちょっとした自慢話と、楽しい場所、時間を共有するために。 行くなとも、採るなとも言いません。 でも、忘れていませんか? 人間は自然の一部だということを。 アウトドアは、それを思い出すことができるから、楽しいのだということを。 貴方がネットに書き込んだ情報で、貴方のお気に入りのスポットに沢山の人が訪れて。 生き物が全部採りつくされて、なんにもなくなってしまったとき。 ――貴方は、どんなことを思うのでしょうね。
小説を書いている貴方は、その小説を誰かに読んで欲しいがために、ここに投稿しているのでしょう。 だから。 ポイントをつけてもらう。 ブックマークしてもらう。 評価をつけてもらう。 感想を書いてもらう。 レビューを書いてもらう。 それらが、嬉しいんです。 でも。 反応がないと悲しい。 私生活が苦しい。 ネタが尽きた。 作風がこのサイトと合わない。 そんな諸々の理由で、沢山の人が離れていきます。 自分が書いた文字を、消してしまいます。 でも、それで悲しむ人がいたら? たとえ評価が低くても、その作品を評価した人は、それだけの価値があると思って、評価しています。 貴方を応援するために、感想を書いています。 多かろうが少なかろうが、貴方を待っている人がいるんです。 その人に感謝の気持ちがあるならば。 どうか、いつまでかかっても、書き続けて下さい。 それを、教えてくれる詩です。
異世界恋愛。婚約破棄。 この一言で、貴方はどのようなイメージを抱くだろう。 貴方は十中八九、顔は無駄に良い王子が露出度の高い服を纏った令嬢の腰を抱き、自身の婚約者に濡れ衣を着せるシーンを想像するだろう。 しかし。 断罪されている悪役令嬢の耳が遠く、王子の言葉を聞き取れていないなどと。 彼女にかけられた冤罪が、王子の浮気相手の金の総入れ歯を盗んだというものだなどと。 第一王子と第二王子の年齢が、60近く離れているなどと。 人気ランキングのテーマは、「孫にしたい男性」だなどと。 懲罰は、老人ホームでの労働だなどと。 誰が、信じるだろうか。 信じようが信じまいが、これは真実だ。 また、少子高齢化社会に生きる我らの、未来の小説の姿やもしれぬ。 時代の100000000歩先を見た高齢化社会におけるラブコメ。 いざ、リンクをタップして本編へ行かん!
推し作家というものは、いるか。 それを、このレビューを読んでいる貴方に問う。 貴方には、きっといるだろう。 ではその作家に、感想を、レビューを。 送ったことは、あるか。 それを、このレビューを読んでいる貴方に問う。 半分以上の確率で、貴方はないと言うだろう。 好きな作品の、小説情報を覗いたことは、あるか。 小説を楽しめればいいという貴方なら、ないと言うだろう。 感想もレビューも。小説情報を見ることも、小説を楽しむためには不必要なものだから。 …本当に、そうなのだろうか。 貴方が好きなその小説は、どれくらいの人が読んでいる? 貴方が好きなその小説は、どれくらいの人が評価している? 作者は、小説を読んでほしいがためにここに投稿している。 自身の小説が面白いと言ってもらいたいがために投稿している。 自分の気持ちを、伝えてほしい。 そう教えてくれる、エッセイです。
これは…タイトル通りだ。
投稿日:2022年1月29日
タイトルは、回収される。 普通に。 主人公は、極道の中でもかなりの大物だ。 現在進行形で収監されているが。 主人公はポジティブだ。 収監されたにもかかわらず、刑務所は執筆に向いていると、嬉々として引きこもっている。 主人公は誠実だ。 どうやら、自身の組の中では、薬物を扱うことは禁じているようだ。 あくまでフィクションの可能性もあるが。 主人公は狡猾だ。 執筆に使う紙と鉛筆が足りなければ、海千山千の手練手管で、担当(刑務官)を見事に釣り上げ、抱き込み、鮮やかに問題を解決してみせた。 主人公は、真っ直ぐだ。 一度師と崇めた者は、ひたすらに推し、尊敬し、利用する。 この話は、前編を読まずとも楽しめる。 勿論、前編を読んだ方が楽しめるが。 しかし、前編のタイトル回収に反比例し、今回のタイトル回収は、内容とも100%マッチしているということを念頭に置いて読んで欲しい。 さあ、タップして本編へ!
――寅。 その動物の名前を聞いた時、貴方は何をイメージしましたか? 強い、カッコイイ、速い、今年の干支。 そして、絶滅危惧種―― 日本には生息しない動物ですし、それについてあれこれ考える機会は少ないと思います。強いて言えば、絶滅危惧種だということは、一定数の方も知っていらっしゃるようですが、それだけです。 しかし、このエッセイでは、伝えています。 寅がどうして絶滅しかけているのか。 絶滅すれば、どんな害が発生してしまうのか。 何のために、多くの動物を絶滅から守ろうとする必要があるのか。 それが知りたいのならば、このエッセイを読んで下さい。
じわじわと燃える、恋。
投稿日:2022年1月23日
前世は、彼氏に騙され、裏切られ。 今世は、婚約破棄され、挙句の果てには追放される悪役令嬢、ピア。 そんな人に、転生した。 ――どうせ婚約破棄されるなら、早い方がいい。自分を大切にしてくれる人と、結ばれたい。肩書ではなく、自分を愛してくれる、一個人と。 ボロボロに傷付いた状態でなら、そう考えるのは、当たり前でしょう。 しかし、肩書にすり寄ってくる女性しか知らなかったヒーロー、ルーファスは、ピアのそんな思考を知って、同時に恋を知ります。 そのまま、何年も何年も一緒にいて、じわじわと想いを募らせて… 激しくない、少しずつ燃える恋の炎は、絶対に消えることはない。 ゲームの強制力が強い世界にもかかわらず、二人はそれを貫き通しました。 ピアの持つ前世の知識から、彼女が神童とも呼ばれるようになっても、二人の関係は変わらず穏やかで、温かい。 貴方は、読み終えた後。 必ず、笑顔になるでしょう。
愛と優しさの輪廻
投稿日:2022年1月23日
父親に捨てられ、政略の駒になるためだけに正家へと引き取られたヒロイン、パメラ。 両親と死別し、若くして爵位を継いだものの、それ故にやっかみを受け、深く傷を負ったヒーロー、アドニス。 二人共、傷を負いながらも、それを隠すために、自分の心を真逆の方法で閉ざします。 パメラは、常に笑顔を絶やさず、アドニスは侮られぬよう。強くあろうとしたせいで、笑い方を忘れてしまっていました。 そんな二人が出会った時。冬は、春へと歩み始めます。 きっかけは、パメラの知識と、温かな優しさ。 そんな一滴の波紋が、周りの皆の。そして、頑なに閉ざされたアドニスの心を溶かしていきます。 彼女の優しさは、彼女を育てたシスターから伝わったものであり、そのシスターは、自身の祖母からマッサージという人を笑顔にする術を学んでいます。 そんな、苦しくなるくらいに純な愛と、巡り廻る優しさの輪廻を。 味わって下さい。
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