まず思ったのは時代背景について小説を書くというレベルとは思えないくらいによく調べ込んでいることです。
これは創作小説というよりも年代記として読んでも大丈夫なのではないかと思ってしまいました。
作者さんの文章力も非常に高く、背景や情景がどんどん浮かんできます。
顔良し、頭良し、人格良し、そして無敵に近い強さを持つ皇子クシ!
そんなクシ皇子も皇太子ウルコの嫉妬によって次から次へと不幸に追いやられてしまいます。
しかしそこは主人公!
そんな境遇すら味方に付けてどんどん成長していきます!
彼の活躍にはどんどん引き込まれてしまいます。
インカの歴史への興味がある方は勿論、そうでない方も是非読んでみてください!