数学の先生と数学が苦手な「私」の、補習中の何げないやり取りから始まるラブコメディーです。
大人になって、いろんな駆け引きを知ってしまう前の
素直に「大好き!」と言えるピュアな時代の
ほのぼのとした、あったかい空気が作品全体から伝わってきます。
「先生は1000弱年も生きている」という冗談みたいな話が、先生自身の語りによって、
時空を超えて、どんどん現実味を帯びていく後半の展開もスリリング。
「私」の前世や、先生との因縁まで明らかになっていくくだりも見どころです。
ピュアな気持ちを思い出し、癒されたい方はぜひ!