レビューした作品一覧全25件
冷暖房完備は当然です!
投稿日:2025年6月22日 改稿日:2025年7月3日
ダンジョンを運営する話はまあまあありますが、これまでのダンジョンマスターのイメージというと、ダンジョンの(狭くて暗い)隠し部屋でこっそり隠れてトラップとかを作っている感じでした。 でも、本作品は違います!まず、ダンジョンマスターの部屋は冷暖房完備であり、他にも快適な設備がたくさんあります!ゆったりスローライフな感じで快適にダンジョン運営を進めるヒロインの物語は、これまでのダンジョンものとは違った楽しさをもたらすでしょう!完璧なようで色々やらかしたりもするヒロインから目が離せません!
カルト武装集団を異世界へポイしました!
投稿日:2025年6月15日 改稿日:2025年6月15日
マシンガンで武装したカルト新興宗教の教祖ヒミコ(女子高生)は、武力制圧した学校の教室から特に過激な信者100人とともに異世界へ転移しました。そこは、力の女神アテナが支配する力こそ全ての世界だったのです。 直ちに始まる宗教戦争!一緒に転移したクラスメイトたちは女神アテナから特殊なスキルを与えられて、神となったヒミコの敵にまわります!ヒミコは、無事に土着宗教の女神アテナを殺し、異世界の住民を自身の幸福教団の信徒として総取りすることができるでしょうか。 ヒミコはわりと口が回ってそれとなく敵を追い詰めていく際には、いかにも新興宗教っぽい高度の頭脳戦が展開されます!ヒミコの過激な信者たちも個性派ぞろいであり、敵側のクラスメイトたちは普通なので違いが際立ちます!最終的に鉛玉が飛び交う宗教戦争に戦慄が止まりません!
世界を救った聖女様だからといって王子様と結婚したいとは限りません!むしろ今まで世界を救うためにやりたいことを色々我慢してきたわけで、いかにも多忙な王妃様になりたがるのはどちらかというと少数派ではないでしょうか! とはいえ、聖女様が今まで箸より重いものを持ったことがなかったらどうでしょうか!聖女様は、お付きの人がたくさんいた王城に比べて何にもない辺境村で無事にやっていくことができるでしょうか?何にもできないけど異様に前向きな元聖女様とそのご近所さんのスローライフ劇、開幕です!!
ブラック国からの逃亡!
投稿日:2025年6月7日 改稿日:2025年6月7日
主人公リャーナは、結界を張って国を守護しています。いわゆる聖女ものに属する話ではありますが、平民は聖女どころか魔法職にもつけない国なので、リャーナは散々酷使されているのに手柄は全て奪われて無能な文官扱いされており、理不尽さのレベルがかつてないほど高いです! リャーナは、平民搾取が激しい国を捨てて隣国へ逃げる決心をします!本作では、身分の高い人間がリャーナの手柄を盗んでしまったりとか理不尽この上ないのですが、身分制が厳しい国ではありそうな話でもあります。国自体が腐っているので、リャーナを虐げる側の人間ですら、上の者には何もいえない体制に何かしら不満をもっており、なんでも個人のせいになってはいないところにリアリティを感じます。 リャーナは母国から逃げ延びて幸せになることができるでしょうか。人のいい泣き虫リャーナと、リャーナをそれとなく支援する人々の活躍から目を離せません!
殺伐とまったりが混在していてついつい読み進んでしまいます!
投稿日:2025年5月18日 改稿日:2025年5月23日
ネクロマンサーが主人公の話で最初の事件が血生臭いので、殺伐とした話かなと思ったんですが、突然学園ものになってだいぶ平和な展開に大きく方向転換します。 とりあえず、読むかどうかは学園編をある程度読んでから決めた方が良いです。アンデッドを統率するわりには隙が多く人がいい主人公のキャラクターが好きで読み進めてしまいますね。 ヒューズも1人で何役もこなすレベルでとんでもないけど魅力的なキャラクターですね。学生もだんだん知り合いが増えてきて、ぶつかり合いなど盛り上がってきます! 最後に、「骨姫」は「こつひめ」ではなく、「ほねひめ」です!
チート無双はNGです!
投稿日:2025年5月6日 改稿日:2025年6月24日
異世界転移ものですが、使徒さんが定期的に現れて知識その他を補充していくので、その気になればいくらでもチート無双できそうです! でも一つ大きな落とし穴があって、この国では異世界人が憎まれているので、異世界人とばれると殺されてしまいます!!つまりは、「私、何かやっちゃいました?」をやることができません! 玲那はわりと凝り性なので色々目立ってしまい、異世界人であるかもとちょくちょく疑われてます。玲那は異世界人とバレずに異世界を生き抜くことができるでしょうか?お料理ではわりと無双してるけど、お料理は人によって色々だからね! 異世界転移ものは世界観ゆるゆるのものも多いのですが、本作では世界観も作り込まれていて、徐々に勇者関連などの世界の謎に近づいていき、読むものを飽きさせません!
転生悪役令嬢ものが全盛期の今、ピンク髪の主人公はざまあされて転生、ざまあされて転生、を繰り返していました。「君には失望した!婚約を破棄する!」ってパーティで叫んでる王子の隣にいるピンク令嬢ってハッピーエンドになることなかなかないよね。最終的にはどんでん返しでざまあされるというか。 今世ではざまあの無限ループを抜け出すために海を越えて他の大陸へ繰り出す元聖女は一体どんな未来が待っているのか。 基本的に魅了スキルしか使わない元聖女という、被ざまあ率の一番高い主人公が活躍する話はなかなかないので、悪役令嬢ものが好きな人ほど楽しく読めると思います! 主人公は何度も転生したあとに今世では強制力から逃れられそうなので常に前向きで、生真面目で、ちょっと天然入っていて「私、何かやっちゃいました?」を連発してきます!気楽に読める、というなろうの鉄則忠実に守ってきつつ、読んでてすごく楽しくなってきます!
ファンタジー→ファンタジー
投稿日:2025年4月18日
異世界転移ものですが、本作は異世界→異世界の転移になります。不思議な魔法陣を研究していたごく普通の魔法研究者が異世界転移を成功させたという設定も斬新です! 転移した世界は貧富の差が激しくてスラムなんかもあり、魔物も跋扈するところでしたが、なぜか獣人に若返ったリネッタは、やっぱり魔法陣のことしか考えていません。 魔法陣のことばかり考えつつ、異世界人であることを悟られないようにそれとなくやりたい放題するリネッタの活躍から目が離せません。
カルロッタは、突然聖女を偽ったことにされ、妹が真の聖女ということになり、王太子との婚約も実質的に破棄され、家族からも虐げられて食事もまともにだされなくなり、、、、いつのまにか聖女選定前に戻っていました。 巻き戻り後の世界では、カルロッタは妹が真の聖女とわかっているので、自分が聖女と間違って判定されないようにしようと考えます。巻き戻り前とは両親の態度が違うような、、、 カルロッタは、巻き戻り後の世界でハッピーエンドを見つけられるのでしょうか。いわゆるざまあはどうなるのでしょうか。先の読めない展開に期待が高まります!
終末世界から来たユイが無双します!
投稿日:2024年12月22日 改稿日:2024年12月22日
ゾンビに壊滅させられた終末世界からユイは異世界に転移します。 異世界は、剣も魔法もモンスターもいる危険な世界でしたが、ずっと1人でゾンビと戦ってきたユイにはそこまででもない世界でした。 異世界には転生者が定期的に現れているようで、日本文化も結構再現されているようです。壊滅する前の日本の文化に出会ったユイが感動するという、これまでとは逆の異世界体験に心が和みます! わりとクセの強い仲間たちも加わり、ユイは異世界で冒険を始めます!ゾンビばかり出るというわけでもないのでゾンビ好きでないかたにもオススメです!
スケルトン革命!
投稿日:2024年8月19日 改稿日:2024年8月19日
闇の神聖魔法を操るオリヴィアは、黒髪黒目を父親に嫌われ、男爵位とわずかな金銭だけを渡されて、8歳で魔物の森近くの開発村へ送られてしまいます。 しかし、オリヴィアは、闇の神聖魔法でスケルトンを呼び出すことができたのです!スケルトン召喚というと復讐ものが多いのですが、本作のスケルトンにはポジティブ要素が大きいです。 ないないづくしの上に魔物の襲撃を受ける開発村で前世の知識と魔法の力で成り上がるオリヴィアの活躍から目が離せません!なんとなくスケルトンが出てくるおもしろい話が読みたいという方にもオススメです!!
異世界召喚ものでは、異世界に召喚された直後は味方もおらず、聖女の力もすぐには使いこなせず状況もわからないので召喚を行った連中の言いなりになるしかありません。 しかし、香姫は違います!!土御門家の直系の姫である香姫は、召喚された直後でも圧倒的な力(陰陽術?)を発揮して、直ちにその場を制圧してしまいます! こういうのは最初が肝心なのできっちり責任者の首(物理)を要求します!!王子様など罪人と言いきり、いきなり無双する香姫の活躍はスッキリして気持ちよく読めます!次から次へとバカがわいてくるなか、あちらから連れてきた神獣とともに活躍する香姫から目が離せません!!
恋愛よりお金稼ぎです!
投稿日:2024年8月1日 改稿日:2024年8月1日
異世界に召喚されたセイアは、ステータスに勇者の兆候が見られなかったことで雑に扱われ、王族たちが嫌いになります。セイアは、進んで何かをしたがるタイプではなくめんどくさがりだけど、芯の通った性格をしていて、恋愛などより投資に興味があるタイプです。 たくさんある聖女ものの中でも、セイアのキャラは際立っているので、飽きることなくスイスイ読み進めてしまいます。様々な苦境にもぼやきながらも、決してひるまず一歩も退かないセイアの活躍に目が離せません!
チートな大魔王が活躍する配信ものです!
投稿日:2024年7月17日 改稿日:2024年12月28日
人気の出ない配信者のカナタは、居眠りしてたどり着いた空間でチートなガワ(体?)の力を授かります。カナタは、もらったチートパワーでトップ配信者を目指します! 実家でゴロゴロと半ニートライフを満喫しながらどちらかというと低調な動画配信をする日常パートと、命やら世界やらをかけて戦うシリアスパートとが違和感なく混在していて独自の世界観をかもしだしています! 異世界の魔族側、人間側、現代社会にも魅力的なキャラクターがどんどん出てきて飽きません。現代と異世界を行き来するカナタの活躍に引き込まれること間違いなしです!
 悪役令嬢は、王子様をめぐってヒロインと争ったりヒロインをいじめたり最後は婚約破棄されて断罪する存在です。でも、悪役令嬢からすれば、がんばってヒロインの引き立て役をしているわけではなく、自由に心のおもむくままに行動していくわけです。   いわゆる転生悪役令嬢ものでは、断罪されないために善良にふるまったりとか制限が多くなってしまい、自由な心が失われてしまいます。これは大変もったいないことです!本作の悪役令嬢ちゃんは、心のおもむくままに自由です!その自由ぶりといえば、まるでおネコ様のようです。本作は、おネコ様のように自由にふるまう悪役令嬢ちゃんのお話しです!
何者かに毒殺された元男爵令嬢である主人公は、言い寄っていた元恋人である王子(今は国王)の娘に転生します。母は、王子を取り合っていた公爵令嬢(今は王妃)です。 あるとき、主人公は、聖女に覚醒します。 主人公は、前世も今世もかなりの美貌で、前世では美貌一つで元王子を恋人にしていたので、聖女のチカラとか特別なものは欲していなかったのですが、聖女の力に大喜びする周囲に流されて、徐々に聖女業をはじめたりはじめなかったりします。 王族に敵対する政敵たち、仲の悪い婚約者、前世の自分を殺したのは誰なのか、陰謀渦巻く宮廷で主人公の(あまり積極的ではない)活躍に目が離せません!
なろうはタイトルに内容書き込んでしまうのが主流ですが、本作のタイトルは控えめなので、タイトルから内容は分かりません。でも、だからってスキップしてしまうのは早すぎます!! ゲスロリ悪役令嬢は、幼児体型なのに口調は偉そうで、辛い過去を背負っていて、口は悪いのに実は優しかったりとかして魅力にあふれたキャラです。 ヒロインをはじめとするキャラクターたちも魅力にあふれていてあきません。プリムの周りは特に濃いキャラが集まるような・・・。貴族的な皮肉の応酬もあって期待を裏切りません。 最大の魅力は魔法バトルです。中世的な世界観と思いきや、バトルははげしくてむしろ近未来的です!プリムは無事デッドエンドを回避できるのか?ストーリーに引き込まれること、間違いありません!
ヒロインの座は奪っちゃおう!
投稿日:2024年4月9日 改稿日:2024年4月10日
ミモザは、自分が乙女ゲームのヒロインである双子の姉の引き立て役であることに気づいてしまいます。そして自分がゲームの序盤で死んでしまうことも。ミモザは、きれいごとを言いながらナチュラルに自分を虐げる双子の姉から最強の聖騎士になるという栄光の座を奪ってやることを決意します! ミモザは、聖騎士レオンハルトに弟子入りしてから、新たな挑戦を始めます。ミモザにもっとも近いはずなのに決して相容れない双子の姉との激突は避けられず、個性豊かな攻略対象者たちもストーリーを盛り上げます。ミモザは生き残ることができるのか?そして最強の聖騎士になることができるのか?ストーリーとミモザのトリッキーなヒロインぶりに引き込まれること間違いありません!
就活始めました!
投稿日:2024年3月5日 改稿日:2024年3月5日
貧乏伯爵令嬢で第2聖女でもあるロレッタ・シトリーは、学院の卒業パーティで第2王子に婚約破棄されました。結婚は終身雇用みたいなものだといわれますが、婚約破棄されると仕事も住むところもなくなっちゃうんですね。ロレッタは、初めて書いた履歴書を持参して職安で就活始めます!ロレッタは、無事新しい仕事を見つけることができるのか! ロレッタは、聖魔法の他に水魔法も使えます。独特の魔法観の世界でロレッタの多彩な魔法も魅力の一つです。独特の筆致でストーリーが進むので、慣れてくるとロレッタの独りツッコミがだんだん楽しくなってきます!
主人公のリンは元人間なのに人間の適性が全くないとか、わりと理不尽極まりないこといわれて木に転生します! でも微妙に動けたり、チートパワーを発揮したり、わりと責任感じた妖精さん側のサポートがあったりで気分はいつもポジティブです!ちくわちゃんたちエルフとの交流は、勘違いとギャグに満ちていて思わず笑ってしまいます! 異世界転生なのにことばが通じてないので、リン視点とエルフ視点のギャップがすごくてついつい読み進んでしまいますよ!
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