『能力』。それは強大なるもの故に悪用すれば全てを破壊しかねない、単純ながら最強に値するものだ。
それを持つ人々が生きる世界に、アレンとジンはとある目的を果たすべく訪れた。しかし、ある事件の冤罪をかけられる。逃走している最中にある一人の少年との出会いが、彼女達を事件の陰謀へと誘う事となる――
そう、これもまた一種の復讐物語なのだ。それに加え、ミステリーやファンタジー、サスペンス等と様々な要素が組み合わさった全く新しい復讐劇なのだ。
我もほぼ同時期に、同じような復讐物語を書き始めたが、この作品及び作者には、自分には無い才能が隠されていると確信している。それほどまでに展開が上手く、また様々な要素が取り入れられているのもあり、これからも多くの読者を魅了させる事だろう。
良い意味で読者の期待を裏切る物語――
一度読めば分かるだろう。きっと君は、夢世界から抜け出せなくなる――