率直に面白かったです！ 言葉の運びや言い回しが踊るようにまとまっており、予想の出来ない展開へと導いてくれました。 物語の緩急も巧みで、特に緊張感のあるシーンではスマホを握る手に汗が流れておりました。 やはり、物語に出てくる少女と魔剣の関係性が絶妙でした。呪いの所為で離れない常識的な魔剣と、少々暴力的な彼女の織り成す会話劇は見ものです！

作品を読んだ結論、めちゃくちゃ感動しました。何せ、女の子が成長する度に口調が変わったり、平仮名だったところが漢字になっていたりと、細かな工夫によって感情移入がとてもしやすかったです。 私も、この作品に出てくるバディが居る(もしくは、居た)ので、グサグサと響きました。 女の子のリアルな心情や行動が精密に描かれていて、思わず舌を巻きました。 この作品は、誰が読んでも感動すると思います。間違いないです。