レビューした作品一覧全2件
登場人物全員の思いがひしひしと伝わってきて大変満足感のある作品でした。修一の沙織に対する好意や、信じていたからこそのすれ違った時の悲しさが分かりすぎました。これからも修一と沙織は至る所で同じ行動をとり、お互いのことを感じ取りながら生きていけていたらいいなと思います。三浦も嫌なキャラクターでしたが、見栄を張りたくなる気持ちも分かるし、その結果自分の価値がわからなくなるのも共感出来すぎてなんとも憎めないキャラクターでした。また次回作期待しています。
読み終わりまず感じた事は「悲しすぎる、ただただ悲しすぎる」。出だしはよくあるファンタジー物かと思いきや、読み進んでいくにつれうって変わってそーくるかという展開ばかり。どんどん物語に引き込まれていき、感情移入した時には目から涙が流れていました。また、登場人物の個性がしっかり出ており、登場人物の気持ちを想像することも容易で、サクサク読める作品になっていました。映画を見終わった後のような満足感のある非常にいい物語を読ませていただきました。また次の話期待してます。