本作、非常にオススメです。少なくとも自分は日常ありきのギラギラとしたキャラが書かれいて、何するにも生き生きとした作品が好きなので、ハマりこみました。色々言いたいけどネタムズスギィ!!（ゲーム、漫画、極めつけにニコニコのドメインだっけ？分かるか！！）シナリオも重箱のような形の世界観で最初は何が言いたいんだ..？てめぇ？となります。ただその分おもろいよ。 感想はとりあえず置いておいて、作品の内容についてですが、これについてはざっくり、女主人公（ギラギラした感じ）、多重世界、失礼な...純愛だよ...、サブカルネタ多数、シリアス割と多め、エロアルヨ!!って感じです。メイドと魔王様と純愛（ニッコリ）しつつ、毎話ボコされ、（日常とバトルどっちでも）うわぁ...になる感じです。感動語りの感想は嫌いなのでこの辺で切り上げるぜ！この先はほんへ見てくれ。最後に一言...マジでおもろかった！ありがとう！

本作が完結した4年後にレビューを書くのもどうかと思いますがせっかくなので書かせて頂きます。本作の魅力は物語のメインと思われる″時間の流れ″というどうしても書く上で問題になってしまう、本文が長く、単調になってしまう要素を最初にこの世界の予想（大まかな敵と、この先出会うであろう味方）を大体書いた上で細部を詰める、話を動かすことで、あくまで最初に述べた予想から時間が経ち、どう変化したかを描写している部分だと個人的に思いました。○年前は~だったあいつが、場所が...今はこんなことに...という点で時を感じられる部分が非常に巧妙で、自分は長めの物語が好きなのでその点でも非常に嬉しかったです。昔のネットスラングなど懐かしい要素もありつつ、コミカルに進む部分と、シリアスに進む部分が、自分には刺さったのでまだ読んでない方も含め是非この作品を読んで頂きたいですね...

まず、小説の作りの良さなどについて語らせていただくが、この長さの小説を伏線を回収しつつ最終話まで書くのは想像を絶する徒労が必要だったと考えられる。最後まで書いてくれてありがとう。内容についてはネタバレにならないようにあっさり書かせていただくが、簡単に言うと主人公の魔族が良縁に恵まれ仲間と共にハチャメチャしつつ、周りの人を幸せにしてくれるという話だ。その中で、成長であったり、別れがあったりと途中で胸が痛くなるようなこともある、王道ストーリーともいえる。しかし、あくまで縁という形で回収されるような伏線の回収の仕方が魅力的な作品だ。シリアスな部分と日常の部分を混ぜつつ、停滞することがない物語は世界観が作り込まれている作品好きの方に刺さる事だと思う。以上でレビューは終わりになるがこの書き込みが目に入ったならこれも縁なのでぜひ読んで欲しい。