レビューした作品一覧全7件
アラフォーならニヤリとする隠し味満載! アニメにゲーム、それどころか落語ネタまで! 追放系だけどマイルド風味、フィクションで癒されたいという方々には最適かも。ギスギスするのは現実だけで充分ですし……。 「パーティーを追われた主人公のリベンジなんて見飽きたよ」という方でも、新鮮に感じていただけるかと。 ちなみに本作には複数バージョンがあります。それに創作裏話を綴ったエッセイも。 書き手の方なら合わせて楽しむのもアリですよ!
俳聖『松尾芭蕉』もニッコリのネタ探訪の旅路、『やっぱり、ファンタジーが好き!』と『ネタの細道』に続く創作題材エッセイ第三作です! 創作ネタを追い求めて二年半、完結済みの二作は100話ずつ、三作目の本作も既に36話。シリーズ三作を合わせると、現在236ものネタが貴方を待っています。 季節や時事、お話の中で使えるだろう品々。それらを分かりやすく、そして偏見なく披露する知識量や経験。作者様の広く深い引き出しが、きっと貴方を楽しませてくれるでしょう。 ネタに詰まったとき覗いてみるも良し、雑学として楽しむも良し。毎週末の更新ですし、休日はネタを探しに旅立ちましょう!
今も続くガンダムシリーズ、生誕45周年目に新作映画が作られ現在上映中のマジンガーZ。 かつて時代を席巻した勢いは失っても、今なお多くのファンを惹きつけるコンテンツ。 それらを当時から見てきたファンが熱く語ります。 上に挙げた超人気作から、こんなのあったんだというマイナー作まで既に二十作品以上を紹介、しかも毎日更新中! 作者様は本サイトで巨大ロボット物、五十万字近い長編『神鋼魔像ブレバティ』をお書きになっています。その元となったであろう視聴や資料、オールドファンなら心ゆくまで楽しめるでしょう。 ライト層も大丈夫です。一回が二千文字台と読みやすく、基本は一話ごとに一作品なので有名作品や興味のあるものだけ覗いても良いと思います。 まだ初代ガンダムに到達したばかり、それに作者様は近ごろの作品もご覧になっている様子。きっと貴方の大好きな作品も紹介されるでしょう!
可愛らしい双子の男の子カイとソラ。「こんな天使達に会いたい! 癒されたい!」と萌えるも良し、「自分も小さいときは」と過去に浸るも良し、「あるある! 男の子って……」と親目線で楽しむも良し。 低学年の子でも読める平易な文体ですから、お子さんに読んであげるのも良いかもしれませんね。 お話は、双子と囲む人々の日常です。カイとソラが語る春夏秋冬は誰でも経験しそうなごく普通の日々ですが、だからこそ身近なものの大切さが伝わってきます。 季節と共に成長し、語る言葉も少しずつ豊かになっていく二人。子供ながらに将来に思いを馳せる二人。様々な情景が温かに描かれています。 そして沢山の笑顔に満ちたお話の最後には、特大の喜びも! 小さな子供達が感じた大きな喜び、ぜひ二人と共にご覧になってください。
レビュー作品 カイとソラ
作品情報
竜、ファンタジーの王道です。天を駆け永き時を生きる力強い存在。でも、この作品の竜達は一風変わっています。どう変わっているかは、読んでのお楽しみです。 そして、そんな竜達に好かれた少女が主人公です。彼女は実は高貴な家の出。でも農家の娘として育ったので貴公子達に戸惑います。シンデレラストーリー、楽しいですよ! もちろん楽しいだけではありません。女性の社会進出に悩みます。戦争もあります。でも彼女は数々の苦難を乗り切っていきます。そう、これは大河ドラマなのです! あと目次を見て下さい。第一話は2013年3月。でも2014年秋の日付も混じっています。連載を休んだわけではないですよ。何度も手直ししているのです。だから最終話は2013年11月です。 268話、126万文字の大作を完結後も何度も改稿する。凄いです。作者の愛を感じます! 一人の女性の人生を描ききった愛溢れる名作。ぜひお読み下さい!
君は、ネタの雪崩を見る
投稿日:2014年11月26日
君は藍人のように生きられるか。ネタは出ているか? パロディだっていいじゃない。思わずそんな言葉を呟きたくなる。 あなたとロボネタしたい……そんな作者の積年の思いが感じられる。そう、1万年と2千年前からの。 ネタの鮮度の違いが小説の決定的差ではないことを教えてやる! そんな絶叫が聞こえてくる。 今更ロボット? そんな言葉を気にせず、彼は「俺のネタを読めぇ!」と熱気を込めて『なろう』の中心で愛を叫ぶ。ロボット愛を。 読者諸賢よ。カッコイイとは、こういうことさ。 それにしても粗筋からして秀逸だ。『混ぜるな危険』。この言葉が全てを物語っている。 そう、それは、禁じられた合体──彼は、神になるのか悪魔になるのか。 それは……君の目で確かめろ! なお、本作を楽しめない君にはこの言葉を贈ろう。「坊やだからさ」
人は己の限界を超えて風になれる。バイクはその代表格だ。自然と剥き出しで接する緊張感があるから真摯に接し愛着も湧く。 だが、その道程は険しく居続ける事も厳しい。まず金銭の問題がある。家族の反対もある。更に熟年者には別の問題もある。高速で駆ける相棒と一体になり、冬の寒さ・雨・突風などを克服するには老いは大敵だ。 作者がバイクに憧れ購入し、手放す経緯。駆け抜けた日々への郷愁と強い憧れ。経験者なら深い共感を抱くはずだ。 これからバイクを手に入れる貴方は自信を持って欲しい。素晴らしい人生が待っているのだから。 そして歳を経た者達は、懐かしい日々を振り返り明日への活力として欲しい。 それだけの魅力が、ここには詰まっている。 なおサイドカーも良いものだ。私は作者が伴侶と仲良く乗る姿を見たい。高速道路や観光地でのそんな風景は、一つの理想の姿だと私は思う。 そんな温かい未来も思い浮かぶ名作である。