レビューした作品一覧全9件
子猫が道で鳴いていたら、可哀想で拾っちゃいますよね。 でも、その子猫は生きているんです。 食べさせなきゃいけないし、排泄だってします。 その子猫はやがて大きくなり、年を取り、死んでしまいます。それまで飼う覚悟で拾わないといけないのですが、そこまでなかなか考えられません。 このエッセイを読むと、四苦八苦しながら子猫を育てていく過程で愛情まで育っていくのがわかります。 一匹でも多くの猫が幸せに暮らせますようにと祈りながら、このエッセイを読んでいます。
とても可愛い絵本です
投稿日:2017年11月22日
ふかふかのクリーム色のこうさぎのウンチがころころ。 こうさぎところころ転がるウンチ。その絵がとても可愛くて、ほんわかしちゃいます。 ママさんは、ウンチのお掃除が大変そうですが、それでも優しく庭の野菜を育てる肥料にしてくれます。 そんな優しい世界に闖入者が! ダン、ダン、ダン、と怒りを表すこうさぎを抱き上げてあげたくなります。 読めば、ほんわかする絵本です!
 三直豊利! 天下の織田信長に、面白いと感嘆させた男です。 「猿には孔明が付いた。では、あれは犬の士元になれるか」  凄く期待の篭った言葉ですが、あだ名をつける名人の信長に「饅頭」と呼ばれます。 「20歳を前に、オレの頭は風を感じる事ができるという事だ」  気の毒キャラなのに、凄く優秀! このギャップがたまりません。  信長に犬と呼ばれる前田利家に仕えますが、この殿様が全くの脳筋! 荒子城を貰っても、全く管理できません。 「うちの殿。マジで脳筋。俺の役職とか権限とか考えなし。紹介状とかも用意なし。オレ、このまま荒子城行ったら不審者として殺されるんじゃね?」  初仕事から、饅頭の仕事はデスマーチ! 検地に年貢、その上一向衆まで解決しちゃいます。  どんどん前田利家が出世するにつけて、デスマーチは加速し、ただの饅頭ではなくなります。  一度読み出したら、ノンストップ! 
なろうで道に迷った時の案内書!
投稿日:2014年11月12日
 なろうに投稿したばかりの人、全く感想が書き込まれず寂しく思ってる人、何の為に時間を使って投稿しているのか解らなくなった人、『なろう取り扱い説明書』を読んで下さい。  ここにはなろうのマナーと、なろうで仲間を増やす説明が書いてあります。  もちろん、ブックマークや逆お気に入りユーザーを増やすことだけが目的の不毛な行為に、警告もされてます。  そして、積極的に感想やレビューを書こう! と推奨されてます。 『レビューをもらうと嬉しいですよね。貰うだけで、注目度は上がります。なかなか貰えないだけに、あの赤文字は二度見してしまう程です。  では皆さん、レビューを書いたことがありますか? 』  感想はラブレター! レビューは宣伝&激励文です。  皆様も読めばレビューを書いてみたくなります!
 主人公の鹿の子が作る和菓子は神様へ捧げる絶品!  陰陽師家の側室として嫁いできた鹿の子なのに 妖しも家鳴りもみえない、霊力なしだった。側室に不相応 だと初夜に御寝所から追い出され、それからずっと、かま どの見張り番。  なんて、冷酷な旦那様なの! ここまで読んで全員が怒る筈です。  そして、旦那様が与えてくださったお仕事だから と、鹿の子はかまどから離れずに『かまどの嫁』と呼ばれるようになったと読み進み、可哀想にと感じるかも。  でも、鹿の子の作る和菓子の魅力に妖しや神様や全ての人が魅力されていきます。  ひたむきな鹿の子が幸せをつかめるのか? 読み出したら止まりません。
レビュー作品 かまどの嫁
作品情報
 主人公のシノブは女神アムテリアに異世界に導かれます。  この女神様! とっても親切です。    慣れない異世界でシノブが苦労しないように、女神アムテリアの眷族である天狐族のアミィを彼の従者として送り込みます。  その上、このアミィは半端じゃない忠義者!  過保護では? と笑ってしまう程の女神様の加護を受け、従者アミィに手助けして貰いながら、シノブは異世界での生を歩み始めます。  綺麗な女騎士シャルロットと出会い、シノブはこの世界の政治にも関わっていきますが、シリアスな展開の中でも、女神様やアミィが癒やしてくれます。  便利な袋からは家が出てきたり、アミィは苦労してシノブの為に和食まで料理してくれます。  このシリアスさと、ほんわか癒やしのバランスがとっても読んでいて心地よいのです。  それに、シノブは女神様の加護を受けるに相応しい、優しさを持ってます。
 倭国は、巫女の占いに よって統治されていたが、それは巫女の自己犠牲 の上に成り立つ危ういものでした。  伯母の卑弥呼の壮絶な死のシーンから物語ははじまります。  このままではいけないと決意した 月読は、占いに頼らない 統一国家を目指し、西へと旅立ちます。  月読は各国の豪族を婚姻や同盟や戦で統一していきます。  一方、留守は壹与が女大王として統治しますが、占いに不可欠な霊力を失い絶望感に苦しみます。  そんな不安定な壹与を男鹿が支えます。  月読の統一は意に添わぬ婚姻や、華やかな計略もあり、流血の戦いもある大変な闘いでハラハラ、ドキドキします。  しかし、邪馬台国を護る壹与と男鹿の闘いも苦しいものでした。  過去のロマンに酔える物語です。
 主人公のナタリア姫は、賢くて優しい、ごく普通に可愛いお姫様。  しかし、3歳年上のクロード、2歳年下の妹のリセアネ、プラチナブロンドに紫色の瞳という美貌の兄と妹に挟まれて、容姿コンプレックスを持って育つ。    せめて、王女としての務めを果たそうと頑張ってはいますが、お見合いの相手の王子は妹のリネアに夢中になってしまいます。  それもその筈、美貌の兄と妹は性格が良くて賢いナタリアが大好き! 大好き過ぎて、ナタリアの良さが解らない男に渡したくないと、見合いの邪魔をする残念なシスコンだった。  ナタリアが密かに想いを育てているエドワルドはかちこちんの騎士! ナタリア姫に恋をしているくせに、一歩ひいた家臣としての態度を崩しません。  じれじれ恋物語は、読んでいてハッピーになります。  
 森でドラゴンの卵を拾った少女リゼが性格も素直で可愛い。  それに卵から孵った雛ドラゴンのキューちゃんが本当にキュート!  きゅーきゅーと鳴くキューちゃんに、心が鷲掴みにされちゃいます。  村の賢人セイジさんも良い味ですし、のんびりキューちゃんを育成していくのかな? と思ってましたが急展開!  実はドラゴンの雛は珍しく、リゼは迎えに来た騎士達と王都へ!  ドラゴンのキューちゃんを育てる為に、村の少女リゼの運命は激変します。  王様に会ったりと、リゼはどきどき!  でも、無口な師匠にリゼは頑張ってついていきます。  可愛いキューちゃんを立派に育てる為に!  読んでいて、素直なリゼと可愛いキューちゃんにほっこりします。