三直豊利! 天下の織田信長に、面白いと感嘆させた男です。
「猿には孔明が付いた。では、あれは犬の士元になれるか」
凄く期待の篭った言葉ですが、あだ名をつける名人の信長に「饅頭」と呼ばれます。
「20歳を前に、オレの頭は風を感じる事ができるという事だ」
気の毒キャラなのに、凄く優秀! このギャップがたまりません。
信長に犬と呼ばれる前田利家に仕えますが、この殿様が全くの脳筋! 荒子城を貰っても、全く管理できません。
「うちの殿。マジで脳筋。俺の役職とか権限とか考えなし。紹介状とかも用意なし。オレ、このまま荒子城行ったら不審者として殺されるんじゃね?」
初仕事から、饅頭の仕事はデスマーチ! 検地に年貢、その上一向衆まで解決しちゃいます。
どんどん前田利家が出世するにつけて、デスマーチは加速し、ただの饅頭ではなくなります。
一度読み出したら、ノンストップ!