レビューした作品一覧全2件
続きが読みたくなる良作
投稿日:2014年3月20日
 例のアレからこちらの方も読んでみたのだが、なるほど作者がホモネタだけの作者ではないということが確かに実感できた。  何も稀代の名作だとか、読まない奴は人生の半分損してるだとか言うほどでもないのだが、一読の価値ありとするだけの面白さというものをこの作品は持っている。  戦記モノや戦略モノに少し興味のある人には、ぜひとも勧めたい。  未だ内乱の状態だが、これから先統一に向け一体如何なる智謀・策略があるのだろうか。  狂ッテルバニアはどれほどの強国なのか。  その他にも、子に父が今後どのように関わってくるか、NINJAにはどの様な過去があるかなど、気になることは枚挙に暇がない。  そしてその謎が明かされることを待ってみたくなるだけの文章力がこの作品にはある。  作者の風評とは関係なしに素晴らしい作品である。  少しでも興味を持ったなら――いや、興味を持たずとも読んでみてほしい。
webエッセイ至高の傑作
投稿日:2014年3月18日
 この作品は正に最高の傑作である。  それは勿論、この作品を見た人々が「こいつぁケッサクだ」と呟くであろうことが容易に想像できるからである。  そもそも彼は元々ホモでは無かったのだろう。  しかし迂闊にもこんなエッセイを書いてしまい、HNに♂をつけてしまった以上、もはや「I藤はホモ」というイジリのネタが完璧に出来上がってしまったのだ。  この作品の最後でホモに傾きかけている主人公の様子を見れば、これから先の作者の未来も容易に想像できるというものだ。  また、この作品は風評が事実となるネット上の性質を巧みに、自らを犠牲に表現している。  このネット社会に一つの楔を打とうとする意欲作でもあることは間違いない。  とにもかくにも、「藍藤♂さんはホモ」  この八文字は、少なくとも七十五日で消えてしまう事は無いだろう。  このエッセイを書いてしまった作者自身の、インガオホーである。