レビューした作品一覧全3件
 『のっぽっぽ』  主人公である水野悠太君が中学時代にそう呼んでいた子は、背の高い女の子でした。  背が高いから『のっぽっぽ』。単純だからしっくり来てしまい、水野君は高校に上がると『のっぽっぽ』の本名が分からず終いに。  彼女は中学卒業を前にして、転校してしまったのです。  そんなある日、水野君は電車で『のっぽっぽ』によく似た子を見かけ、胸が高鳴りました。  『のっぽっぽ』かもしれない。  ――そうだとしたら、また会いたい。  そう思う水野君の気持ちを、共感してみませんか?  「もしかしたら」という可能性を、試してみませんか?  作者の星影さんが描く『どこにでも在るようでどこにも無い』、それがこの『愛しの彼女はのっぽっぽ』です。  是非一度、拝読頂きたいです。
 恋をしているあなたへ。  その恋、心のどこかで諦めていませんか?  叶わないと思っている自分はいませんか?  この作品は、恋する1人の男の子の勇気ある決断が描かれています。  好きな人に自分の存在を知ってもらいたい。  アイツにだけは負けたくない。  痛みの共感……。  全ては恋をしているから感じることの出来るものではないでしょうか。  好きな人と一緒にいたい。  勇気を振り絞って自分の想いを伝えた、彼の気持ちを共感しませんか?
【日本は君がいるはずだった世界じゃない】 突如突きつけられた現実に、主人公ナミネは動揺を隠せないでいた。 【私のいるべき世界に行こう】 ……しかし彼女は日本での生活を思い返し、日本を離れる決断を。 彼女が飛ばされたルグド王国のトラトス市は平和という二文字が実に似合う国だった。 そんな彼女の平穏な日々を変えたのは、たった一人の赤い軍服を着た青年。 ――――様々な事を乗り越え青年と旅をする事になった、ナミネ。 【譲ちゃん、あいつの何なんだい?】 【あなたは頭の働きまで鈍いんですか】 【泣いてたってわかんないわよ!?】 青年――――レンの師匠と出会い、仲間と出会い更なる旅を繰り広げる。 ――――そしてある日知った、レンの秘密。 【俺は――――最悪の反逆者だ】 優しいレンの背負う過去とは――――!? 物語の中で解決されていく謎、あなたも一緒に解き明かしませんか?