レビューした作品一覧全7件
読む乙女ゲーム❤️
投稿日:2020年6月13日
久坂 明日菜(くさか あすな)――キスも彼氏もまだな、恋に恋する女の子 そんな彼女はある日突然、異世界へと飛ばされてしまった! 「早く……魔力を回復させないと死んじゃうよ」 しかも、異世界で最初に立ったフラグは死亡フラグ!! でも大丈夫。回避方法はあるらしい 「その、キス……で魔力を分け与えられるんだ……」 だけど異世界イケメンが教えてくれた方法は、ちょっとだけ変わった異性へのこだわりを持つアスナには受け入れがたいものだった 次々と現れるイケメンたち。ゲームみたいなステータス画面。唯一現れないのは、アスナ好みの王子様と帰り道 要所要所で現れる分岐点。そこで選ぶ選択肢でストーリーが変わる! ただし選択をミスると、こんにちはバッドエンド! アスナはファーストキスを守り抜き、死亡フラグを回避して、無事日本へ帰ることができるのか!? アスナの明日はどっちだ!?!?
魔法少女35才――――男!! 見た目は完全に変質者、けれどその魂は高潔! 魔法少女としての使命を熱く! 暑く!! 厚く!!! 遂行する男――梶木大吾 たとえ人から笑われようと、己の信じた道を突き進む……その姿は誰がなんと言おうと美しい この初夏の爽やかな1日、そんな男の熱い闘いをのぞいてみませんか? 読み終わったあと、きっとあなたはプロテインが欲しくなる……かもしれない!
――名前負け それはキラキラネームを持つ結構な人たちにつきまとう重い枷 そこにどんな素晴らしい思いが込められていようと、当事者である彼らにもたらされるものは幸せだけではなく…… 名前を説明するのが面倒くらいならまだいい方。けれどその名前が立派過ぎて、自分の見た目とかけ離れたものだったりしたら? 美女井 華恋 このド派手な名前の持ち主は、残念ながら見た目はとても控え目でした 四角い顔に丸くて少し低めの鼻、濃く太い眉毛にこじんまりとした奥二重…… 完全なる名前負け それが少女の第一印象。 ただし彼女は逞しかった! 自己紹介の度に乗り越えてきたこの試練は彼女に無の境地という鉄壁を築かせたのです けれど中学1年の春、そんな鉄壁を軽々と乗り越えてきたのは裏表もなければデリカシーもない一人の少年で―― 個性的な面々が繰り広げる愉快で痛快な青春劇。 初夏のこの季節にいかがでしょうか?
レビュー作品 Project Beauty
作品情報
人間の業が生み出した愛
投稿日:2018年3月24日 改稿日:2018年3月25日
とある神が自らに似せて人を作ったように、人も自分に似せたものを作りたがる 姿かたちだけならばそれは芸術なのかもしれない でも、心まで作ってしまったら? 鉄の体に心を埋め込まれ、無垢で従順な彼らは与えられた感情を糧に自らの感情を育てていく 愛、孤独、喜び、悲しみ―― 時に心のない道具にさえ絆や愛を見出す人間という生き物 では、その道具に心が宿ってしまったとしたら…… 創造した者たちは、想像できなかった 育まれる絆や絶望が、どれほど深いものなのかを 生まれる愛や悲しみが、どれほど深いものなのかを そんな人間の業から生まれた愛の物語 春の夜、あなたも優しい涙を流してみませんか?
レビュー作品 愛シノ リサ
作品情報
傷ついた女の子を変えるのは魔法の言葉
投稿日:2018年2月5日 改稿日:2018年2月5日
大柄で色黒、きつめの顔立ちと言葉遣い そして運動が得意…… そんな女の子、あなたならどんな印象を持ちますか? 気が強そう? 生意気そう? このお話の主人公、高橋かなえはそんな女の子 いつも男の子みたいな服とスニーカー。スカートなんて制服くらい でも本当の彼女は、かわいいものが好きな傷つきやすいただの女の子 言葉がきついのは、弱い心を守るため 男の子みたいな服を着るのは、傷ついた心を隠すため 見た目のキャラのせいで心無い言葉を投げつけられ、傷つき、自信を失ってしまったかなえ さらに「あたしなんて――」という悪い呪文をとなえては、自分で自分を傷つける そんな彼女を救い上げるのは、バレンタインをきっかけに集まった3人の魔法使い+王子様 かつて女の子だった私たちには眩しくて懐かしくて、そしてちょっとだけ痛い…… そんなほろ苦いチョコレートのような物語、この時期に味わってみませんか?
純粋無垢な白昼夢少女と人の心が見えない虚ろな科学者 飢えたスラムの王様に傍観者の吟遊詩人 そして美しく醜い孤独な王様と忠実な血まみれの獣 どうしようもなく壊れたオモチャたちが箱の中で踊り狂う。ようこそ、狂った仮面舞踏会へ! このお話は一見するとハチャメチャジェットコースターエンターテインメント。 けれどそれはあくまでもこのお話の一つの側面でしかありません。よく見てみて! ほら、登場人物全員頭おかしいから!! 自分の器以上のものを受け入れて壊れる少女と相手のためにという考えが一切ないエゴイスト 不憫な暴君にお節介な逃亡者 そして血と嘘にまみれた孤高の王様と狂った獣 ホイップクリームでデコレーションされたカラフルなケーキの中はもはや闇鍋。飛び出すのは銃弾に生首にぶっ壊れたオモチャたち。 そんな彼ら(作者含む)たちの踊り狂うさま、ちょっとのぞいていきませんか?
主人公の“つーたん”こと、古代エジプト第18王朝ファラオ、ツタンカーメン様。 おちゃめでフリーダムな若きファラオの、死んでしまってからの物語。 笑いあり、涙あり、バトルありのエンターテインメント歴史小説。 テレビのエジプト特番を見る程度の浅い知識しかない私でも、つまづくことなくすらすら読めちゃいました! 本日続編の2の方も完結しました。どうやら3の構想もあるようですよ。 未読の方、この機会にぜひ一度読んでみませんか? そしてつーたんを共に愛でましょう!