まあまあ、読んで見なけりゃ始まらないわけだから……このレビューは未読の人々が「この作品読みたいィ!」となる様にしなければならないわけだよね……そう考えていたのだが……この作品に釣り合うレビュー文を書ける技量が俺には無い。それが、結論であり、俺にできる最高最低紙一重のレビューだと自覚している。
そして内容への賛辞は、抽象度と具体性の競り合い(9:1(笑))の結果、レビュータイトル以上のものを書けなかった。恥ずかしい。
だが、そんな俺から少しだけ忠告めいたことを、言わせて欲しい。
───きっと、この小説を読めば辛い事が幾つも貴方の胸に突き刺さる。だが、絶望の手を取るか、希望の手を取るかは、いつも貴方に委ねられている事を忘れないで欲しい。
そして、鼠色猫先生やナツキ・スバルよりも早く物語を捨ててしまうことができるのは、読者である貴方の絶望だけだという事を。
要約:取り敢えず読め(迫真