レビューした作品一覧全6件
鬼がはびこり村が襲われる時代。 少女が七つの時、村が鬼に襲われ、少女は 鬼を皆殺しにした。 戦うために生まれ、戦いしか知らない少女が。 戦う中で人の優しさに触れ、さらなる戦いに赴く。 それはまさに戦狂い。 もうね、文章の一行目から、空気感に魅かれました。 イメージが浮かび、刃をふるう音が聞こえ、振動すら感じられるよう。 スルスルっと流れて読み進められる小気味良い書き方。 自分には非常に合ってました。 長さも手頃で、とても読みやすい作品です。 ぜひ一度ご覧ください。
レビュー作品 戦狂のキキ
作品情報
主人公のあだ名は「ゲスロリ」。 いきなりのパンチ力じゃないです? 漫画の世界に転生した主人公が、 他人と距離を置きつつも、こっそり力を貸す姿に好感が持てます。 一方で、主人公自身は、わりと悲惨な人生歩んでいたりして、よく真っ当でいられるなと感心もします。 文章としては、話数も多く、一話ごとのボリュームもあり読みごたえがあります。 こんな良作が200話越えて評価1300ptとかビックリ。 もっと評価されて良いと思うので書かせてもらいました。 なお「ゲスロリ」の名称でイメージしたキャラは、モンストの「ジューダス」です。 悪役令嬢スタイルのイメージぴったりじゃないです? 優しさを失わない少女がどのやうに生き抜くのか。 (というか、最後生きられるのか?) ぜひ一読してみてください。
哀しみを受け入れられたら、きっと笑顔。
投稿日:2021年11月10日 改稿日:2021年11月10日
泣けた。 なろうで涙したのは久しぶりです。 主人公の癒しの魔法は、治すために傷を負った理由を聞かないといけない。 このね、聞く過程がセラピーなんです。 古傷は、相手の悩み、哀しみの記憶そのもの。苦しさが読み手の私にもよく伝わりました。 そして、古傷が治った時の晴れやかな気持ちも。 面白いのは、必ずしも古傷を治す必要はないということ。 古傷が、実は大切な一部だと気付いた時、心が癒されるんです。 それでいて、読みやすい文章と、テンポの良い掛け合い。 楽しく笑って読めました。 思い出したのは、ダウンタウンの松っちゃんが「コントは哀愁」と表現してたこと。 哀しみを隠した笑いが、いっそう話に深みをもたらすのでしょう。 心の動きがよっくわかる、とても素敵な作品でした。
いくつも面白い作品を書かれている作者さんです。 今作もさすがの面白さ。 ゲームのチャンピオンが、ゲームだと思っていた現実の世界で無双する。 単純なチートではなく、実力でドノーマルな機体を最高にクールに操ってみせる。 機体が大好きなんだなあ、と好感が持てました。 あと、最期の敵は強敵でしたね。 程よい長さで、綺麗に完結した、 とても読みやすい作品だと思います。 ロボット、ゲーム、現実化、 などの単語が気になった方は一度読んでみてくださいな。
めちゃくちゃ面白いです。 物語の流れがスムーズで、文章も上手。 さらに一話あたりのボリュームもある。 本の虫としては極上クラスの「当たり作品」です。 内容も明るくて、前向きに人生を切り開く少年たちを応援したくなります。 そしてね。 出てくる周りのキャラがまた良い性格なんだ。 当たり前のように努力する成績優秀者たち。 それとは逆に嫉妬したり怒ったりする生徒もいて。 普通の学生生活を垣間見るような楽しさがあります。 これ、書籍化してないのが不思議なくらい。 ちょっとだけ気になるかもな、という点が、名前の付け方です。 苦手な人はいるかも。 でも内容の面白さが上回る。 保証するから読んでみて!
レビュー作品 道案内の少女
作品情報
イメージしてみてください。 もし自分が「ガンダム」の「シャア」になったらどう生きる? 私はこういうの考えると楽しいんです。 ライバルキャラ転生のロボアニメ物は初めて見ました。 それも内容や文章がしっかりしてるのな。 読みやすくてドキドキもある。 好きな感じでした。 それと、一番熱いのは、ファンアートで ロボットの動画が作成されていることです!! 世界観がよくわかる感動物。 直リンクは良くないかな、と思うので、 下記の小説のページから見てみてくださいな。 https://ncode.syosetu.com/n4428gn/41/