レビューした作品一覧全4件
幸太郎は大学進学のため上京。夢の一人暮らしが始まると思いきや……住む予定の部屋には美人の女性・蓮見さんが既に住んでいるというタイトル通りの展開から始まります。 蓮見さんは美人でスタイルもいいけど、とにかく面倒くさがり。掃除もしない。洗濯もしない。脱いだ下着を幸太郎に取らせようとする。 でも、一緒にゲームをやったり、買い物へ行ったりと側にいてくれる。蓮見さんは自分勝手ですが目の離せない魅惑のヒロインです。 幸太郎も生活能力はあってナルシストな面もありますが、道に迷ったりするなどポンコツなところもあって、常識人なので好感が持てる主人公です。そんな彼の目線で綴られる同居ラブコメをあなたも読んでみませんか。オススメします。
久しぶりにこの作品を読んだのですが、またしてもこの作品名に殺されたような感覚です。 何という作品名なのだろう。きっとハードでシリアスな話だろうと思って読み始めると、どんどんと引き込まれていき、ラストの展開に涙しました。そんな物語です。 初めて読んだあなたは、きっと作品名と中身のギャップに衝撃を受けることでしょう。ただ、何度も読んでいくうちに味わい深くなります。この作品はそれほどに魅力の溢れる作品です。オススメします。
笑える話でいっぱいの作品。
投稿日:2018年8月9日
『初めて妻を殴った』というタイトルを見ると「初めて」といいながらもバイオレンスな作品か、もしくは背後には深い闇がありそうなヒューマンドラマなどと思う人もいるのではないのでしょうか。 ただ、実際に読んでみるとつい笑ってしまう内容ばかりでいい意味でギャップがあります。中にはシリアスな内容もありますが、テンポがいいのでサクッと読むことのできる作品です。 ギャグもありながらも、心が温まる作品を読みたい方にはオススメです。
この創作論ではテンプレについて、キャラについて、リアリティについてなどの様々な視点から著者にとっての「さいきょうの創作論」が展開されている。実在する作品を挙げているためイメージがしやすくて良い。 共感できるところもあれば、自分とは違う部分もあるだろう。私もそうだった。だからこそ、自分にとっての「さいきょうの創作論」とは何なのかを考えさせてくれる。 自分の創作論をただ羅列しているだけではない力のこもった良質なエッセイ。書き手・読み手問わず小説好きな人全てに勧める。