この物語は、修道女リアのところへ国境警備隊の部隊長を務めるダリオ=コズニクがやってきて、リアが顔面蒼白になっちゃった、というところから始まります。
後にリアはダリオに連れられ旅に出ることとなるのですが、旅の途中で(照れるようなことをダリオから言われまくったりしつつ)信じる気持ちを通して成長していきます。
リアの過去を現在に照らし合わせていく流れも見所です。
短編となっていますが、実際はいわゆる中編というような長さです。
『長すぎず短すぎない王道甘々系を読みたい!』そんなあなたの願いに応えられる作品です。
文章の精度もかなり高く、書く際にもいいお手本となることでしょう。
またこの物語はkoebu(こえ部)においてセリフがお題となっております。声を出すのがお好きな方、合わせて楽しまれるのもおもしろいかも……?
リアとダリオのそれぞれの美しさ。存分に楽しんでください!