レビューした作品一覧全3件
 この物語は、修道女リアのところへ国境警備隊の部隊長を務めるダリオ=コズニクがやってきて、リアが顔面蒼白になっちゃった、というところから始まります。  後にリアはダリオに連れられ旅に出ることとなるのですが、旅の途中で(照れるようなことをダリオから言われまくったりしつつ)信じる気持ちを通して成長していきます。  リアの過去を現在に照らし合わせていく流れも見所です。  短編となっていますが、実際はいわゆる中編というような長さです。  『長すぎず短すぎない王道甘々系を読みたい!』そんなあなたの願いに応えられる作品です。  文章の精度もかなり高く、書く際にもいいお手本となることでしょう。  またこの物語はkoebu(こえ部)においてセリフがお題となっております。声を出すのがお好きな方、合わせて楽しまれるのもおもしろいかも……?  リアとダリオのそれぞれの美しさ。存分に楽しんでください!
この物語は、ルナセレネア王国第三王女ユズリハとルナセレネア王国一の騎士ゼフィランサスがめちゃくちゃな理由で魔王を討伐しに冒険することに。敵の攻撃を退けながらもついにやってきた魔王の城。その玉座に座っていた魔王がユズリハたちを前にして取った行動とその意味とは………… 弱いわけがない魔王を、ユズリハ達は無事討伐できるのだろうか!? 強き魔王の言葉に対するユズリハの対応。止まらない魔王の『強さ』が次から次へと展開していく物語の流れ。こんな展開されてしまったら、エンディングの後の展開も読みたくなる人が続出ですよね。
主人公である真澄(ますみ)ちゃんは図書委員。 文化祭のダンスパーティーをさぼるため、図書室で本を読んでいたら、生徒会長の一臣(かずおみ)くんが突然入ってきた! そんな場面から2人の話が始まっていくこの物語ですが、なんといってもどのキャラクターも魅力的! 細かいところで笑わせてくれる言い回しがあったり、意外な不意打ちがあったりと、読み始めれば2人の世界に引き込まれること間違いなしの恋愛物語です。 キャラクターの魅力もそうですが、文章の精度の高さにも注目です。もし恋愛小説を書きたいのなら、読むと一気に世界が広がるはずです。 普通に読んでもよし、書くきっかけとして読む人にもおすすめできるすばらしいお話です! 本編以外のお話も充実していますので、ぜひこの世界、たっぷりと味わってみてください!