最年少、最短で自衛官を目指す少年の物語。
いじめに遭っていた自分を変えるため、自衛隊生徒(当時)、現在では『陸上自衛隊高等工科学校生徒』という(中卒資格から入学し、四年後には3等陸曹になれる)制度に身を投じる主人公南 幸助くん。
この物語は、決して誇張ではない、リアルな自衛官育成過程を、南少年の成長と共に描いてく物語(になるはず)です。
近年、災害救助や国防の観点から、再び日本国民の関心が、憲法や自衛隊の在り方について注目されています。
これから自衛官を目指す方々はこの物語を参考にするもよし。
そして、もう既に別の職業に就き、ひとりの大人として、主権者のひとりとして、私達の自衛隊員が、どのように錬成されていくのか。
元自衛官だった未来 進さんの体験を通して、それを知っていくことは、大変価値のある物語と言えるでしょう。
お勧めの作品です。