ラストに涙が零れてしまいました。
最後の縁日。
知らないはずなのに、自分を知り、また自分も知っている住人達。
神様の声とは何か
なぜ名前があるのか
なぜ彼らは名前がないのか
とても考えさせられる話でした。
どこか懐かしさを感じさせ、ふわふわした童話の世界を歩いているような序盤がとても好きです。
変わった表現の仕方も和を感じさせ、魅力的です。
久しぶりにネットで当たりの作品を見つけたと思う作品でした。
最後に番外編を読んでいて、つい「続編はないのか!」と声に出してしまいました。
続編というか、番外編その2を期待してます。