レビューした作品一覧全16件
なーに夢見てんだ、サンタなんて空想上の人物なのにいるわけない、ましてや孫なんて……。 そう思うかもしれません。 確かにサンタは空想上の人物です。 ですが、小説の中でなら別に存在しても問題はないでしょう。 だって、空想上の話なのだから。 だから木から赤い服を着た少年が落ちてきて、それをサンタの孫だと言うこともできるのです! サンタと言えばプレゼントをお願いしないと! あなたにとってそれは、形のあるものなんでしょうか? もしかしたら形のないものだと言う人もいるかも知れません。 ──そう、人それぞれ。 なのでこの作品を読んだ後に、プレゼントについて考えてみるのも面白いのではないのでしょうか? ほら、恋人がいる人とか、ね?
共通タイトルで物語を書くという企画に参加されたこの作品。 とにかく本当のタイトルがヤバすぎるんです! 0721してたら偏頭痛 ※あまりにもヤバいため、表現をボカしています。 この作品にはその0721を始めとしてタバコの煙など、消えてなくなるものを描写の中に取り入れています。 ちなみに0721で消えてなくなるものは快感であり、俗に言う賢者タイムと言われる時に起こる現象です。 しかし本当に重要なのは0721なんかではなく、消えてなくなるもの……これなんです! この作品の主人公は昔、大切にしていたものを無くしてしまいます。 主人公は成長してやがて大人へ…… ダメ臭が漂いながらも子供の頃の気持ちを忘れていない主人公をお楽しみ下さい。
あなたは詩って読んだことありますか? 教科書でなら読む、とかそんな中二病の塊なんて読まない、って思っている方がいると思います。 まあまあそう言わずに少しだけ時間を割いてこの作品を読んでみましょう。 そして読むと、始めのうちは一つ一つ纏まりがなくこれらがどう繋がってるの?という状態に少なからず陥る方がいるのではないでしょうか? けど画面を殴らず、開いたページを閉じず最後まで読み続けて下さい。 そこに作者の思う世界で一番のプレゼントがあるはずだから
後悔。 普通に人生を謳歌している人であるならば必ず体験することでしょう。 後悔なんてしたことないよ!って言い張ることが出来る人は強がっているか、稀なケースなのではないでしょうか。 なのでここでは、皆、後悔があるという前提で語っているのをご了承下さい。 と後悔について前置きが長くなりましたが、この作品を一言で集約すると題名にもある通り『後悔』なのです。 主人公が後悔とどう向き合っていくかを追っていくのがこの作品を面白く読むための一つのポイントではないでしょうか。 七転び八起きと言いますが、後悔があるからこそ人は強くなるのです。 この作品はきっとそれに気づかせてくれるでしょう。
レビュー作品 後悔
作品情報
決して言ってはならない言葉
投稿日:2014年12月8日
 【許されざる恋の呪詛】 あなたはこの作品のタイトルを見た時、何を感じましたか。 恐らく、何も感じない!とか作品読むのにいちいちタイトルなんて気にしない!という風に思う人が少なからずいることでしょう。 ええ、それでいいのです。タイトルを見て、あらすじを見て、読んでみようかなという動機さえあれば。 ですが、この作品を読み終わった後に一度、タイトルの意味をじっくり考えてみて下さい。 呪詛とは『まじない。のろい。』という意味があります。 そして意味が分かった瞬間に、あなたの内から何かしら湧き上がってくることでしょう。
この作品でまず着目すべき所は恋愛であるということだ。 最後にどんな衝撃的な展開があったとしても恋愛であるといえよう。 内容については深くは語らない、というより語れない。 ここでもし語ってしまえば、作者の罠がどういうものか事前に分かってしまい、この作品の面白さが半減いや激減してしまうからだ。 だからこそ、その目で直に感じ取ってほしい。 そして分かった暁には、あなたの頬は緩みどっと笑い出してしまうか、きも……と嫌悪感を覚えるか、などの反応を示すであろう。 まあいずれにせよ、あなたにとって、有意義なものとなる読了感がそこにはあるはずだ。 さあ──この作品を読むを押してみよう。 そこから作者が描こうとした許されざる恋の物語が始まる。
褒めてあげてください。他でもないあなた自身を。 これがこの作品のタイトルです。 これを見てあなたは何を思いますか? おそらく人によって感じ方は違うと思います。 そこで私は、一つ訊きたいことがあります。 自分を褒めていますか?と。 もし、したことがないなら、頑張って結果が出た時、出なかった時、どんな時でもいいのです……一度自分を褒めてみましょう。 特に変わらないかもしれません。ですが、全く変わらないということはないでしょう。 何故ならそれによって実力を自己確認できて、自信が持てるようになるからです。 なので、この作品を見てそんな褒めるということの大切さを感じ取ってほしいです。
 本作は作者自身がレビューコンクールというのに参加して書かれている。  そこには適当と言う文字は一つもない。  本気でレビューを書くためには、どうしたらいいのかを伝えようとしている。  厳しく、思わず心にグサリとくる表現があるかもしれない。いや、だからこそ余計に納得できる部分や考え方が変えさせられる部分がきっと多いはずだ。  そして、私はこのレビューを読んで下さった一人一人に訊きたい。  心の底から応援したい作品があるか、と。  ないなら別にそれでも構わない。  ただ、これからそんな作品に出会った時に、もしその作品はもっと評価されるべきだと思ったのならば、レビューを書くべきだ。  書き方が分からないのであれば、本作を読み、頼りにし、一度レビューを書いてみてほしい。
 貴方は水増し行為というのを知っていますか?ひょっとしたら初めて聞くという方もいるかもしれません。  水増し行為というのは友達や家族の人に頼んで不当にポイントを入れさせるものです。言い換えれば、ポイント乞食と言った方がいいでしょう。  それをやっていいか悪いのかは、ちゃんとした倫理観を持った方であるならば分かると思います。  貴作の主人公は、それを逆説的に作者が取り扱い、描かれた人物であります。故に自信家のナルシスト野郎です。しかし本当はそうではなくて、ただの弱い存在です。  決して自信家のナルシスト野郎が悪いと言ってるわけではありません。そんな自分を離れた所から見てほしいのです。  理解できないのであれば、貴作を読むといいでしょう。  今まで自分が持っていた固定概念が少し崩れるはずです。
サディスト?いやナルシストです
投稿日:2014年11月27日
 始めに言っておきましょう。主人公はナルシストです。転生して悪役令嬢になり、サディストを演じようとしているものの、ナルシストにしかなりません。  そして主人公はサディストではなくマゾヒストです。  特にこの物語のメインヒロインであるエンジェが男だと分かり、恋に落ちてしまいます。  ゲームをプレイして感じる平面世界の限界を、転生して立体世界になることで、そのゲームの裏事情が見えるという巧みな作りがなされています。  文体が安定してない、そう言う方はいるでしょう。  ですが、一度読んで見てください。  吐き出される主人公の心の言葉の数々に笑ったり、共感したりできると思います。  それに一話一話が短いというのも軽快な文体にとてもよくマッチしていているのもこの作品の魅力ではないでしょうか?
少ない文字数の中で語られる話
投稿日:2014年11月24日
貴作は詩です。 詩だからこそ少ない文字数で伝えたいことを伝えなければなりません。 そんな時出会ったのが貴作でした。 どういう傷について触れながら最後には立ち向かうか向かわないかという問いかけが含まれていて読者の想像力を膨らませる仕掛けがなされています。 もしこの主人公があなただったら、その傷に立ち向かいますか? 三百文字という手軽に読める量なので一度読んでみて下さい、
レビュー作品
作品情報
王国や皇帝など、貴作には王道恋愛の要素がふんだんに盛り込まれています。 そして、当然世界観の話もされます。 王国ものを書くときにそれについて色々書くと思いますが、コッテリしたものになります。 勿論それが悪いというわけではありません。それはそれでいいのです。 しかし、貴作は王国ものであるのに関わらず、コッテリしているがアッサリしているのです。 よって作品全体が苦を感じずに読むことができ、気付いたら読み終わっていたという読了感を味わうことが出来るでしょう。 また終わりの締め方も続きが気になるという余韻を残していて、ぜひ連載化してほしいな、と思いました。
本格チートもの!!
投稿日:2014年11月15日
現在VRMMOがすっかり主要なジャンルとなっています。この作品のタイトルにオンラインとついているようにこれはVRMMOを取り扱った作品です。 ある時主人公はたまたまチート能力を手に入れるというところから物語は始まっていきます。 それが「半神」というものです。「半神」の能力でも特に、使用MP(マジックポイントに応じて様々なアイテムを生産する「創造」が次に何が生産されるんだろうと読者の気持ちを掻き立てる工夫がなされております。 また会話するモンスターなどが出てきたりして、どんどん物語に引き込まれていきました。 ただ、風景描写など情景描写が最低限であり、読む人によってはもの足らないと思うかもしれません。 しかし、下手に凝った表現を使うことなく簡潔に書く表現の方がこの作品にはあっていて心地いい爽快感が得られます。 なので、手軽なものを読んでみたいという方にオススメです。
原点を振り返って
投稿日:2014年11月10日
なろうに登録して日が経つと生まれてくるものがあります。 それは──『慣れ』です。 さて、一つ問いを投げかけたいと思います。 あなたは『感謝』ということをしていますか? 『慣れ』を感じると意外に忘れがちなのが、この『感謝をする』ということです。 例を挙げてみましょう。 あなたが作品を投稿したとします。 短編にしろ、連載にしろどちらでも構いません。 アクセス数が100を超える。ブックマーク数が増える。 感想がくる……。 これらのいずれかは『慣れ』を感じている人は経験したことがあるでしょう。 問題はそれらを『当たり前』だと思っているのかいないのかということです。 もし、思っているならば思い出してみましょう。 登録したての頃を。 そしてこの作品を一文字一文字噛み締めるようにして一度読んでみて下さい。 きっと『感謝をする』ということの大切さが身にしみて分かってくるはずです。
この作品の主人公はロリコンです。 本人がロリコンじゃないと言い張っていてもロリコンです。 まあロリコンな主人公なのですが、この作品に触れてみれば分かるはずです。その瞬間に少しロリはいいな、と思えます。 ロリキャラもいいですが、他にも魅力あるキャラはたくさんいます。 ちょっと暴力的……だけどそこが可愛いアリスとか。 タイトルと話がそれてしまいますが、この作品の魅力は一話ごとの読了感であると思います。 一般的なテンプレを踏襲しておりますが、その中でも作者自身の大きなこだわりがあり、あっという間に世界に引き込まれてしまいます。 そんな『勇素』を一度読んでみてはいかがですか?
残酷で美しい『物語』
投稿日:2014年10月31日
 この作品はダークファンタジーです。  ですが、ただ暗いというわけではありません。  その中には、このレビューのタイトルにも書いてあるように、『美しさ』というものが随所にちりばめられています。  例を挙げると、主人公の恋人である「唯笑」という存在がそれにあたります。  唯笑の容姿・性格、主人公の唯笑に対する想い、主人公と唯笑が言葉を交わす場面……どれも美しいと思いました。  また、主人公の行動原理が「唯笑」を軸にして成り立っていると言っても過言はありません。  唯笑がいなかったら、主人公はおそらく殺しなどせず、奴隷を続けていたと思います。  最後に、この作品に対する他のレビューでも触れられていることですが、何と言ってもこの世界観を演出する文章が素晴らしいです。  一風変わったこの作品……一度読んでみてはいかかですか?